1月22日(月)、環境エネルギー科3年生が1年間かけて行ってきた授業「課題研究」の発表会が実施されました。
昨年までは新型コロナウイルス対策のため、2年生は教室でリモート視聴をしておりましたが、今年度よりコロナ禍以前の対面型での視聴となりました。
対面型になったことで生徒・職員から多くの質問があり、生徒は戸惑いながらも一生懸命考えて回答に応じる場面もありました。
2年生は今回の経験を次年度に活かし、更なる研究に励んでほしいと思います。3年生の皆さんは一年間、お疲れ様でした。

植物育成システムの制作 災害時の飲料水の確保
令和6年1月30日に予定していました「課題研究全体発表会」については、大雪による休校に伴う日程変更のため、今年度の開催は中止とします。
1月17日(水)の3限に2年生を対象に、『「知る」ことの意味を差別の現実を通して学ぶ』という目的で、人権学習講演会を開催しました。
講師の先生には Like myself 代表の 前田 良 さんをお迎えし、時間を70分に延長して「パパは女子高生だった -性の多様性について考えるー」の演題で講演をいただきました。

前田さんは演題の通り、女性として生まれながら幼いころからそのことに違和感を持ちながら生活されていたそうです。
これまでの体験や経験を交えながら、私たちに「理解は難しいでしょうが、世の中には様々な性の人がいるということを知って欲しい」というメッセージを繰り返し伝えていただきました。
様々な困難や苦労を乗り越えながら、「多くの人との出会いを通して自分を受け入れることができた。この人だと思う人とのプラスの出会いをしてください」との言葉をいただきました。

最後に生徒を代表して生徒会長からの謝辞と、参加者全員からの大きな拍手で講演を終えました。
12月中旬、生徒指導部主任へ校則(制服)の見直しについての要望書を提出させていただきました。
こちらの要望書は全校生徒に校内アンケート結果を参考に作成しています。
また、生徒指導部主任から校則の重要性についてのお話をしていただきました。今後様々な面で活動していく際の参考にしていきたいと思います。
引き続き校則について生徒会執行部を中心に全校生徒と力を合わせながら、より良い学校づくりを目指して行きたいと思います。

生徒会長(左)が生徒指導部主任(右)へ要望書を提出しました
冬休み中小雪の降る日もありましたが、本日晴れた日差しの中で三学期の始業式を迎えました。

校長先生からは令和6年能登半島地震、羽田空港衝突事故にも触れられ、「元旦から地震が、2日には羽田空港で衝突事故が、と早々から災害の発生したお正月でしたが、どうしてこのようなことが起きてしまったのか考えてみましょう。
自然は思い通りになりませんが、この地方で地震が発生する可能性は予想されていました。どれだけ準備すればよかったのでしょうか。二学期の終業式でも話をしたように、皆さんはこれまで守られる側でしたが今後守る側になっていくということを考えてください。
工業高校で学んだことは世の中の人々の幸せに役立つということを考えて、これから活かしてください。」との挨拶をいただきました。

続いて生徒指導部からは、「当たり前のことをきちんとできるようになってください。」とのお言葉をいただきました。
新年に、この一年の抱負や計画を立てられたでしょうか。まだ立てられていない人も遅くは有りません。これから立てて、ぜひ実現させてください。
雪のちらつく寒い日となりましたが、12月22日に二学期の終業式を行いました。
当日は雪のため交通機関が乱れることが事前に予測されたため、登校できない生徒がある可能性も考えオンラインでの開催となりました。
校長先生からは、「自分で確かめた正しい情報だけを他人に伝えるように」、「今までは周囲の人に守られて成長してきました。今後は周囲の人々を守ることができるように、より成長してほしい」とのお言葉をいただきました。

続いて明日からの冬休みを迎えるにあたって生徒指導部主任より、アルバイトとスマートフォンの利用について、諸注意がありました。

西部地区でもインフルエンザの罹患者が増えています。新型コロナに関しても、罹患者が決してゼロになっているわけではありません。
生徒の皆さん、冬休み中も体調管理を怠らず、揃って三学期の始業式を迎えましょう。
本校3年生の多くは卒業後県内外に就職し、社会人としての歩みをスタートさせます。
卒業前に、自らの人生設計と自己実現の一助とすることができるような知識・理解を深めることを目的として、社会人として必要な「社会保障制度」特に「公的年金」の仕組みについて学ぶ機会として「年金セミナー」を、「現代社会」の授業の時間を使い二日間かけてクラス毎に行いました。
年金事務所より講師の方をお招きして、「知っておきたい年金のしくみについて」をテーマとした外部講師授業でした。
10分程度のビデオ動画を見せていただいた後、全員に配布いただいたテキストに従って、社会保障制度の中での年金の位置づけ、公的年金制度とは何か、国民年金と厚生年金の違い、障害年金・遺族年金など老齢年金以外の年金、就職者と進学者で異なる年金手続きの違いなどについて実例を交えながら、お話をいただきました。

お話を伺った後には「振り返り」として、クイズ形式で「就職者と進学者での年金制度の違い」を生徒に答えてもらいました。
最後に、セミナーを受ける前後で「年金」へのイメージが変わったか、もっと聞きたかった項目はなかったかなどの「アンケート」と、公的年金制度についての「クイズ」を用紙に記入して、セミナーを終えました。
このお話を伺うまでは、自分が払った保険料を積み立てておいて年齢に到達したら積み立てた中から少しずつもらえるものだと思っていた生徒が多かったのではないでしょうか。
今回のお話を機会として、お互いの「支え合い」についてこれまで以上に考えてもらえたらと感じています。