第59回中国高等学校登山大会鳥取県予選大会 2019年9月15日 15時59分 今日の出来事 第59回中国高等学校登山大会鳥取県予選大会が行われました。山域は朝鍋鷲ヶ山から毛無山の縦走です。 続きを読む 開会式 登山隊長のあいさつ男女あわせて7校12チーム。43名の参加です。本校からも、A1,A2の2チームが参加しました。男子の参加は7校。中国大会に出場できるのは6校なので、審査によって選抜しなければなりません。設営幕営地は新庄村の田浪キャンプ場。標高700mの高地は涼しく、すぐ近くを小川が流れ、心地よいせせらぎが聞こえます。サイトは緩い傾斜があるので、寝る方向を考えて設営しないと、たいへん不快な目にあいます。翌朝 スタート地点バスで朝鍋鷲ヶ山登山口近くの広場に移動し、一斉スタートです。コース全長は13km。ここからは先生に頼らず、自分たちチームの判断で行動します。天候は曇り。雨は降らない感じですが、高度を上げると稜線はガスでしょう。読図ポイントコースはほぼ稜線です。アップダウンの多い過酷なコースです。審査員は、所々に写真のようなポイントを設置します。選手はこのポイントが地形図上のどこにあるのか考え、地形図にプロットします。1mmずれてプロットするとミスです。(1/25000地図なので地形図上1mmは実際は25m、尾根が近いと一本間違えます)毛無山頂今コースで最高地点の1218mです。午前中はごらんのとおりガスで眺望がありませでした。昼からは晴れたようです。これは一週間前の踏査での毛無山山頂です。晴れていると大山山系がきれいに見えます。ゴールの田浪キャンプ場に最初の選手が到着しました。規定時刻(この時刻より遅いと減点されていく)をクリアしています。本校のA1チームもいます。このコースを4時間40分以内で読図しながら歩くのは、なかなか大変です。炊事みな、腹ペコです。ざっくり計算しても、基礎代謝抜きで3600kcalは消費しています。この日だけは、どんなに食べても体重は増えません。献立は立山合宿で味をしめた、「二日目なのに具沢山カレー」。副菜のマッシュポテトはマヨネーズたっぷり。旨い!閉会式登山部長のあいさつ皆がケガをせず無事に下山できたこと、2年生が主力となった初めての大会であることなど、労いの言葉をいただきました。審査員長の講評良かったところ、改善しなければならないところをわかりやすく説明。本校のA1チームは規定時刻をクリアし、他の審査項目もまあまあの出来栄えだったので、なんと1位でした!体力に不安のあったA2チームも制限時刻(この時刻より遅いと体力点が最低点になってしまう)をクリアし、なんとか頑張りました。本校はすべての日程を無事にクリアし、中国大会の出場権を得ました。中国大会は10/25~27。山域は三瓶山です。課題も多く見つかりました。中国大会に向けて精進あるのみです。おまけ田浪キャンプ場の近くに咲いていたアキギリとミズヒキソウ 閉じる