

本校、指導教諭の奥田俊一朗先生(数学担当)が公益財団法人統計情報研究開発センター主催の「2024年度統計・データサイエンス力向上のための授業に係る優秀事例表彰」に応募し、見事、高等学校部門で優秀賞を受賞しました。
タイトルは「統計の概念を習得するための授業実践事例~授業ごとに素朴な実験やICT利用を積み重ねて~」です。
引き続き授業改善に努めて、日々の授業に生かしていきます。奥田先生は、2025年度統計関連学会連合大会(2025年9月予定)において、事例発表をする予定です。
学校行事
5月9日(金)に令和7年度のPTA総会およびクラブ後援会総会を開催します。
当日の日程は以下の通りです。
・午後1時から午後1時45分まで 第5時限 授業公開(各教室)
・午後2時から午後2時20分まで クラブ後援会総会(第1体育館)
・午後2時20分から午後3時まで PTA総会(第1体育館)
・午後3時10分から午後4時まで 学年別保護者会(大会議室 他)
申し込み等、詳細は添付したファイルをご覧ください。
R7 PTA総会 案内文書.pdf
令和7年4月15日(火)7限目に、1年生対象に「SNSモラル講演会」を実施しました。
鳥取県警察本部生活安全部少年・人身安全対策課から松本優子氏を講師としてお招きし、ネット上の被害の実際や、位置情報流出に伴う危険性、犯罪行為につながる儲け話などについて講演いただき、SNS利用時に高校生が巻き込まれやすいトラブル等について理解を深めました。
春の全国交通安全運動にあわせて。本校では4月11日(金)から、本日4月15日(火)までの3日間、主に自転車の交通ルールの遵守やマナーの徹底を図るため、校外4カ所で交通安全街頭指導を行いました。
今年は例年になく寒い朝が続きましたが、自転車通学生のヘルメット着用率も高く、生徒は爽やかに挨拶してくれました。
また、今年度も米子更生保護女性会等地域の皆様にもご協力をいただきました。感謝申し上げます。地域の皆様には、日頃より生徒の安全を見守っていただきありがとうございます。
行事予定
行事予定


4月9日(水)、午後から入学式が行われました。
まず入学生280名に入学許可宣言を行い、新入生の代表に入学許可書が授与されました。

校長式辞では、次のように述べられました。

新入生の皆さん。本校は、今年10月に「創立120周年記念式典」を開催する輝かしい歴史と伝統を持った学校です。これまでどの時代にあっても地域や社会の期待に応える創造性豊かな人材を育成することを使命とし、三万二千名を超える卒業生を輩出してきました。
本校は、「文武併進」の精神のもと、生徒達は、学業にも部活動にも一生懸命取り組むとともに、翠風(すいふう)祭と呼ばれる学校祭などの学校行事も盛んです。
新入生の皆さんには「みらいチャレンジ活動」と呼んでいる探究的な学びや、校内外での様々な体験、国際交流などの学びの機会をとおして、自ら主体的に考え、自分とは違う考えや、異なった価値観を「自分の考えとは違う」といって否定してしまうのではなく、「そのような考え方もあるのだな」とまずは受け止めて理解しようとする心を持ち、仲間と協力して課題に対してより良い解決方法を導き出していくことができる力を身に付けていただきたいと思います。
「やりたい、やってみたい」と「やってみた」では、天と地ほどの差があると思う」「わからないけどやってみます」「覚悟があれば何でもできる」これらの素敵な言葉は、芸能界で活躍されている本校卒業生のイモトアヤコさんが語られた言葉です。
新入生の皆さんも、先輩に続き、やっていきましょう。チャレンジです。この未来が丘で自分の持つ可能性を広げてください。今は、期待とともに、緊張や不安もあるでしょう。
大丈夫です。わたしたち教職員、そして先輩が、新入生の皆さんに対して、丁寧に、思いやりの心を持って接していきます。
この入学式は皆さんの人生にとって、大きな節目となります。西高生としての自覚を持って生活し、本校での様々な学びをとおして自分の「なりたい」を実現し、社会の一員としての誇りをもち、幸せの連鎖を起こすことができるような人へと成長していってくれることを願っています。
さあ、自分の目指す未来に向かって、決意を持って一歩を踏み出しましょう。
新入生の皆さんのひたむきに学びに向かう姿 部活動や生徒会活動に真剣に打ち込み努力する姿 みらいチャレンジ活動などで地域に出かけて、失敗を恐れずにチャレンジする姿 このような本校での学びの姿勢が、学校を、家庭を、そしてこの地域を明るく元気にし、より良い明日をつくることにつながります。
新入生の皆さんが、本日の思いを忘れず、本校の教育目標である、多様な価値観を尊重し、主体的に生きる力を育み、持続可能な社会を創っていってくれることを期待して、入学式の式辞とします。(抜粋)

新入生代表が「初めての高校生活に期待で胸を膨らませるなか、慣れない環境に少し不安も感じています。毎日早起きができるか、勉強と部活動の両立ができるか、新しい友達はできるか。沢山の想いを胸に、私たちは一度しかない高校生活を充実させるべく、努力を重ね、挑戦していきます。保護者の皆様にも、毎日の送迎やお弁当など沢山の負担をかけることになります。日々の感謝を忘れず、家族に協力してもらえるような行動を心がけていきます。(抜粋)」と宣誓しました。


来賓の挨拶では、新田PTA会長と福田同窓会長からは新入生へのお祝いの言葉と温かい激励の言葉をいただきました。最後に担任紹介が行われ、担任の先生と初めて対面しました。その後、各教室に移動し、様々なことにチャレンジし、チェンジできる高校生活がいよいよスタートしました。

また、入学式前には、吹奏楽部の演奏が和やかな雰囲気を演出していました。


4月9日(水)、着任式、表彰式、1学期始業式を行いました。
新たに着任された8名の教職員が紹介され、代表して秦修一教頭が挨拶をされました。
続いて、3月27日(木)に開催された第6回発明楽コンテストで、「見守るcane」というテーマで視覚障がい者の使用する白杖についてのプレゼンテーションを行い、第2位に相当する「中海・宍道湖・大山圏域市長会会長賞」を見事受賞した4名の2年生チーム「wester's」に表彰状、副賞、楯が授与されました。

令和7年度始業式で、酒井校長は次のように話をされました。
さあ新年度の扉を開きましょう。令和7年度のはじまりにあたり、生徒の皆さんと教職員の皆さんの思いを一つにしましょう。
「時代は変わる。その変化に対応するために、チャレンジしてチェンジしよう、そしてチャンスをつかみ取りましょう!」
少しずつ生徒の皆さんも教職員の皆さんも良い方向に変わっていきましょう。
そして、引き続き、「何のために学ぶのか」自分で考えながら、目標を持って、学んでいきましょう。全力で応援します。
そのあと「愛と平和」を歌ったジョン・レノンの「イマジン」を聞きながら、現在の国際情勢に触れて、「もし ぼくが鳥だったら」(ゆぎ書房)という絵本を紹介されました。
戦後80年となる今年は、まさに一人一人が平和について考える時期と思う、と伝えられました。
最後に、「本日、午後から入学式です。新入生にとって、これからの1週間は期待、不安、緊張の日が続きます。2年次生3年次生がしっかりと1年次生を支えてくれることを期待します。」とお願いされ、「友達同士互いにリスペクト、思いやりの心を持って接しましょう。」と呼びかけられました。
桜耀く、この良き日、120年目の新学期が始まります。