7月28日(金) 1学期終業式を迎えました。本日も気温が高かったため、各教室に配信するリモート形式で行いました。
はじめは鳥取県主催の「モンゴル派遣事業」に参加した2名の生徒が、研修報告を行いました。遊牧民生活や現地の学校訪問など、映像を交えて訪問時の体験について発表してくれました。尚、このモンゴル研修報告は、8月1日に米子コンベンションセンターで開催する米子西高校体験入学においてもプレゼンする予定にしています。

次に「翠風壁画図案採用の記念品贈呈」を行いました。本校では夏休み前から翠風祭の時期にかけて、コモンホールにて生徒・保護者のメッセージが書かれた紙で大きなモザイク画を展示しています。今年度の壁画は「気高き丘に120年 新しい風が吹く ~舞い上がろう米西~」というテーマで図案を校内で公募し、採用された生徒に対して記念品を贈呈しました。

終業式では酒井校長より、本日は、「いのち」、「学ぶこと」、「チャンス」についてお話しがありました。
山極寿一元京都大学総長の言葉「同じ時間を一緒に過ごして信頼が生まれる」を引用されて、「同じ時間を、ここ未来が丘で、一緒に過ごすことはかけがえのないこと」と伝えられました。また、「苦しいこと、辛いことが人間を育てる」ということに触れられ、苦しい経験をチャンスと捉える力を身に付けたいですね、と話されました。最後に、この夏、皆さん一人一人がチャレンジし、心身ともに成長した、元気な姿で2学期始業式に会えることを楽しみにしています!と締めくくりました。

今年の夏はテニス・ボート・弓道・体操・水泳の各部がインターハイに、放送・書道の各部が全国総文祭に出場します。また、今年度はインターハイが中国地区で開催され、米子市内開催分の弓道・ウェイトリフティングの運営補助員などに多くの生徒が協力してくれる予定になっています。8月にはオープンキャンパスツアーなども実施します。この夏休みが生徒にとって有意義なものになってくれることを願っています。
7月23日(水) 昨年に引き続き、第一学習社の近藤秀樹先生を講師としてお招きし、3年次生対象に「小論文講習会」を行いました。今回の講習会では志望理由書作成についてポイントを絞ってお話しいただきました。
志望理由書作成のスキルは、近年増加している総合型選抜や学校推薦型選抜の入試に必要となります。また、将来、進学した後に就職活動を行う際にも必要となってきます。今回の講習会で学んだことが、キャリアを形成するうえで参考になれば幸いです。
これからも本校は生徒の「なりたい」を実現できるよう、様々な講演会等を開催してきます。
7月18日に、「鳥取大学・公立鳥取環境大学説明会」を行いました。
講師は、辻中孝彦先生(鳥取大学)、岩田直樹先生(公立鳥取環境大学)でした。
まず、環境大の説明を30分、続いて、鳥取大の説明を30分していただきました。


その後、希望する生徒を対象に個別相談を行いました。


大学の説明では、単に入試や学部の紹介だけでなく、背景にある社会の状況などをふまえてなぜそれを学ぶのかということを含めてお話しいただき、参加者それぞれが進路や社会を考える時間ともなりました。
今回は特に保護者の参加が多く、ご家庭で進路を話題にするきっかけにもなったのではと思います。
7月16日(水)、本校1年次生の探究活動において「社会人講話」を実施しました。
10の職種について講師の方々をお迎えし、ご自身の職業や高校生へのメッセージなどについてお話いただきました。
生徒たちは、現場で活躍するみなさんの話に熱心に耳を傾け、それぞれの進路や生き方について考えるよい時間となりました。

学校行事
7月13日(日)、本校コモンホールにて、保護者、教員、生徒、約40名が参加して翠風壁画作成作業を行いました。本年度のテーマは「気高き丘に120年 新しい風が吹く~舞い上がろう米西~」です。
14日(月)米子市で行われた鳥取県の夏の交通安全県民運動の推進式に、本校の生徒会が参加しました。また、本日からは教員による立ち番指導も始めています。
自分の命を守るための自転車利用者のヘルメット着用や、交通ルール遵守の徹底を呼びかけています。
7月11日(金)松江市のくにびきメッセにて、「中国・四国地区高校PTA連合会大会島根大会」が開催されました。本校からPTA5名と教職員1名が参加しました。
大会のテーマは「神話の郷に集う縁~新時代を生き抜く力を~」で、記念講演、高校生による活動発表、3校のPTA活動の紹介などが行われました。
高校生の活動発表では石見神楽や和太鼓の演奏など、迫力ある演技を披露してもらい、高校生のパワーを感じることが出来ました。また、他校のPTA活動の様子を聞いて、本校のPTA活動にも参考になるところは取り入れていきたいと思いました。
これからも生徒・先生・保護者が協力してPTA活動を行っていき、米子西高校がよりよい学校になってくれることを願っています。

7月9日の放課後、本校2年次生の「みらいチャレンジ活動」の監修も担当していただいている島根大学教育学部の作野広和先生を講師としてお迎えし、探究職員研修会を開催しました。
今年度の研修会の題目は「米子西高校に求められる探究活動~なぜ探究活動が必要なのか~」で、グループワーク等も交えながら探究学習の目的や指導の方向性について共通理解を図りました。
これからも生徒とともに、探究活動の学びを通して成長していけるよう、教職員側もスキルアップしていきます。

7月7日(月) 壮行会のときに、本校ALTドルバ・シン・マンゴローラ先生の離任式を行いました。最初に校長からドルバ先生に「JET絆大使」任命書が渡されました。ドルバ先生には2年間本校で勤務していただきました。翠風祭ではご自身の撮影した日本各地の風景の写真を展示するなど、本校の教育活動にも積極的にかかわっていただきました。離任の挨拶は、流暢な日本語で米子弁も交えながら、米子西高校の生徒たちの素晴らしかったこと、「家族に会えないのは寂しい。でも米子を離れてみなさんに会えなくなるのも寂しい。どっちになっても寂しくなること」など、本校生徒たちへのあたたかい思いや「未来に向けて心配しなくていいですよ。西高生には可能性がありますから」というエールを伝えていただきました。
ドルバ先生の離任のことを知らなかった生徒は一様に驚いていました。最後に生徒代表からドルバ先生へ感謝の気持ちを込めて花束を贈呈しました。ドルバ先生のこれからのより一層のご活躍とご健康を米子西高校の生徒、教職員一同、心よりお祈りいたします。
