ペーパークロマトグラフィーとは、物質への溶媒の溶けやすさ・溶けにくさ、ろ紙への吸着の強さなどを利用して、混合物を分離できる方法です。
実験では「アオサ」「海苔」の2種類を使いました。
葉には多くの光合成色素が含まれており、ペーパークロマトグラフィーによって分離することができます。

左がアオサ、右が海苔をすりつぶし、色素を抽出している様子です。
海苔はすりつぶしにくく、生徒は苦戦していました。

色素を分離した結果、色素の色からクロロフィルやキサントフィルが含まれていることが分かりました。

待ち時間に、ろ紙と水性ペンを用いて、カラフルなお花も作りました。
こちらも、ペーパークロマトグラフィーの原理を用いています。
このお花は、図書館に飾っていただく予定です。