これまで学校のプールでカヌーの乗り方を練習しましたが、川に出るのは今回がはじめてです。
まずは道具の準備からですが、2人乗りの重たいカヌーをリアカーに積むのに一苦労です。
リアカーのタイヤが校庭の土にめり込んでいるように見えます。

よく見ると、めり込んでいるのではなく、両後部車輪とも空気が抜けていました。

空気が抜けているリアカーを高校生男子の溢れるエネルギーでなんとか移動させている最中、「パンツ脱いだほうがいいかなぁ、ぬれるの嫌だ」「酔ったらどうしよう・・・」など川に出ることへの不安を口にする生徒もいました。

重たいリアカーを押すこと10分、目的地の「青谷大橋」のたもとに到着しました。


カヌーに乗る前に、先生から諸注意を受けます。
ここは海と川との境目の部分なので、波もあり、注意をしないと海のほうへ流されていってしまいます。
特に今日は、大潮の影響で、水の量も多く波も河口まで押し寄せてきています。

恐る恐るカヌーに乗り込みます。
少しでも油断するとカヌーがひっくり返ってしまうので、真剣そのものです。

最初は意図する方向とは違う方向に行ってしまったり、その場でクルクル回ったりと
多少の戸惑いはみられましたが、次第に慣れてきてパドルを上手に使いながら器用にカヌーを操っていました。

静かな川を漕ぎすすめ自然の景色を優雅に堪能していました。


帰りは再び、みんなで協力してリアカーを押して帰りました。

ちなみに、来週もカヌー実習を行う予定です。