「校長室から」
 
 教育のこと、子どものこと、その他私の考えたこと等、校長の視点で保護者や地域の皆様に発信をしていきたいと思います。感想や意見がありましたらお教えください。

今年も残すところあと僅かとなりました。

2024年12月27日 16時41分

年間で最も授業日数が多い82日間の2学期が終了しました。

2学期を振り返ってみますと、様々な学校行事がありました。10月24日木曜日は校内マラソン大会でした。学校前の坂道や校庭には多くの応援の方々が駆けつけてくださいました。地域ボランティアの方には、交通整理で子供たちの安全を守っていただきました。一人一人自分の目標を決めて練習を重ねて頑張ったこと、最後まで走り切った「ねばりっこ」の姿勢は、郡家西小学校の校訓「至剛」そのもので、素晴らしかったと思います。10月29日火曜日は全校遠足で、湖山池の青島にスクールバスで出かけました。色別のゲームやなかよし班ごとのお弁当、学校を離れて実施した全校での活動は大成功でした。11月10日日曜日は、「西スタ・デー~学びの発表会~」でした。それぞれの学年が学習した内容を分かりやすく伝えようと、趣向を凝らして表現していました。6年生にとって最後の学びの発表会は、マーチングでした。おうちの方や親せき等たくさんの方に6年生児童の雄姿を観ていただくことができました。その他にも様々な行事がありました。10月3・4日は6年生の修学旅行でした。雨に降られた見学場所もありましたが、自分たちの修学旅行は自分たちで作る6年生の姿は立派でした。1年生は、働く自動車の見学や本物の大きな建設機械に乗せてもらいました。2年生は、校区内の施設やお店を見学して地域のよさを学ぶことができました。3年生は、バリアフリーについて学び「みんなにやさしいまちづくり」について考えました。4年生は、安藤井手の見学やトップアスリートの方にスポーツの楽しさや生き方を学びました。5年生はお年寄りの方を招いて交流しました。まさに心と心の通い合う心温まるものでした。どの学年も校外学習に出かけたり、ゲストティーチャーをお招きしたりして、「地域学習」や「ふるさとキャリア教育」を通じて学びを深めることができました。

学校を休みがちや遅れてしまうことが多くてもがんばって登校しようとした人、友だち関係やコミュニケーションがあまり得意ではないけれど、関わり方やお話をすることを克服しようとした人、児童一人一人が努力と学びを通じて大きく成長した2学期でした。

では、明日から、1月8日まで14日間の冬休みとなります。学校が出した学習はもちろん、お正月の準備や大掃除等家族の一人として役だつことをさせてください。また、年末年始の様々な行事に参加することで、家族や地域とのつながりを大切にしてください。夏休み同様、普段できない何かに親子で挑戦するのもよいでしょう。来年の干支は「巳」、巳年はこれまでの努力や準備が実を結び始める時期、多くの人にとって成長と結実の時期となる可能性が高い年と言われています。

では、3学期も児童一人一人が主体的に活動し主役となる郡家西小学校教育を進めて参りますので、引き続き、地域・保護者・学校関係者のみなさま、郡家西小学校教育へのご理解とご協力をお願い申し上げます。郡家西小学校教育は、保護者、地域とともに歩む開かれた学校であり続けます。保護者の皆様におかれましては、お子さんの教育活動で気になること、学校教育でお尋ねになりたいことがありましたら、校長をはじめいつでも本校職員のだれにでもご相談ください。一人一人のお子さんの健やかな成長を職員一同願っています。

では、よいお年をお迎えください。