新年のスタート!!「大切にしたいこと」
2025年1月10日 11時46分令和7年、2025年が始まりました。子供たちは、14日間の冬休みを終え元気に登校してきました。そして、3学期がスタートしました。
さて、皆様は各ご家庭でどのような年末年始を過ごされたでしょうか。お正月は、子供たちにとって楽しいことがたくさんあったのではないでしょうか。多くの親戚や仲間が一堂に会する等、様々な再会や交流があったことと思います。いずれにせよ子供たちは、家族や親戚等、様々な方と過ごし、新たなエネルギーを充電できたのではないかと思います。
現在、学校は特別活動を基盤とした学校づくりを行っています。学校教育目標の副題にある ~明るく楽しくて、人と人がつながる学校~ が正にめざす学校の姿です。具体的には、今自分は何をすべきか自分で判断して行動する子供の姿であり、自分も人も大切にして一人一人が主役として活躍できる学校をめざしています。言い換えると、少し高いめあてを持ち一生懸命がんばる子供の姿であり、学ぶことに喜びを感じ自分を高めようとする子供の姿です。それは一人一人の人間力の育成によるところが大きく、その総体が学校力と考えています。そして、その根底には、自分を支えてくれる人・もの・ことに感謝できる子供の育成がありますが、そこには各ご家庭や地域・学校関係者の協力と理解が不可欠です。このことは、私が常日頃、児童はもちろん本校職員にもよく使う言葉、「お陰様」に集約されています。
今年の干支は、「巳」。巳は多くの人にとって成長と結実の時期となる可能性が高く、「巳」は植物が最大限まで成長した状態を意味するそうです。これは、これまでの努力や準備が実を結び始める時期を示唆しています。ちなみに2025年4月13日~10月13日までの184日間、大阪の夢洲で開催される「大阪・関西万博」は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界各国から最新技術や文化が集まる国際的なイベントです。
スポーツでは、世界陸上競技選手権大会が東京で開催されます。また、「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」も開催されます。聴覚障害を持つアスリートたちが、競技を通じてその才能を最大限に発揮するこの大会が日本で開催されることにより、より多くの人々が障害者スポーツに触れ、理解を深めるよい機会となります。
本校教育は、児童・保護者・地域とともにと言いつつも、まだまだ至らない点が多々あるかと思います。子供の健やかな成長は、子供に関わる全ての者はもちろん社会全体の願いです。しかしながら、学校と保護者、保護者同士、互いのコミュニケーションが不足すると、不信感や誤解を招いて信頼関係が揺らぎます。学力向上、いじめの兆候や不登校、学校生活における生徒指導上の問題など、学校教育に関わる悩みや不安ついては、特に躊躇することなく校長以下本校職員に直接かつ具体的にご相談ください。児童一人一人が安全で、安心して過ごすことができる学校生活の当たり前を大切にして参ります。
では、保護者・地域・学校関係者の皆様、引き続き今年もどうぞよろしくお願いいたします。