平成28年度第2学年性教育講演会を実施しました
2016年9月9日 18時42分平成28年9月9日(金)3限
場 所 第1体育館
演 題 「いのちとからだの話」~産婦人科の現場から~
講 師 ミオ・ファティリティ・クリニック
看護師 葉山 美紀子 氏
葉山先生は、精神科の看護師を経て、現在は産婦人科で勤務されており、新しい命の誕生に出会う喜びについて自己紹介を兼ねて話されました。
からだの仕組みでは、女性・男性それぞれの体に関する丁寧で興味深い説明と妊娠のメカニズムについては、一つの命がこの世に誕生するまでの神秘性を感じました。
さらに「先進国」では唯一HIV感染者が同じペースで増え続けている国、最もクラミジア発症の率が高い国である日本の実態には危機感を感じました。「HIVウィルスは一度体の中に入ったら決して外へ出ない」という話は、生徒の心に残ったのではないでしょうか。
葉山先生から生徒へのメッセージ 今も中絶で来院する子どもたちはいます。性感染症という面でも、あなたたちにとって一番いいのはノーセックス。基本的に色々親に面倒を見てもらっている高校生には性行為をする資格がないと思っています。カップルは、二人の関係にとって性行為が本当に必要かどうか、仮に必要だと思ったとしても、避妊をどうするか、妊娠した場合は誰に相談して行動するか、などについてまずしっかりと話し合ってください。自分の体や人生を大切にしてください。 |