鳥取県立まなびの森学園 教育方針
1 学校教育目標<目指す学校の姿>
○「 いろとりどり[色鳥取]に、ともに自分らしく学ぶ 」
~実現を目指す3つのよろこび~
(1)「学ぶ」よろこびの実現
- 仲間 [生徒] の個性※を尊重し、誰もが安心してのびやかに学びます。
- (個性※ 年齢や国籍、性、学習歴など、さまざまな事情や背景などを含めている)
(2)「つながる」よろこびの実現
- 仲間 [生徒]や学校外のさまざまな人の思いや考えにふれ、力を合わせてものごとに取り組みます。
(3)「社会の中で生きる」よろこびの実現
- 社会 [ふるさと(鳥取をはじめ多様な地域)の人・もの・仕事] とつながり、その一員として大切な自分の存在を認識し、主体的に行動できる力を高めます。
2 次の未来に向かう目標(中長期目標)
【目指す生徒の姿】
- 学びを生かし、社会とつながりを持ちながら、自分の夢や目標に向かい行動する。
- 学びを自信にかえ、多様さや変化に富む社会を生きる力を身につける。
【目指す教職員の姿】
- 生徒を深く理解し、一人ひとりの願いに寄り添って、生徒とともに成長し続けていく。
- 柔軟さと愛情を持ち、生徒のために心を合わせ協働する。
3 令和7年度に力を入れる目標(重点目標)
(1)生徒一人ひとりの「わかった」「できた」を大切にした学びの積み上げ。
<具体>
- 生徒の視点に立ちわかった・できたを導く授業づくり(生徒が自分にあった学び方を選び、どのように学ぶか、学ぶ方法がわかる)
- 多様な教育資源を生かして、生徒個々のこれまでの学びの状況に応じ、付けたい力を伸ばすきめ細やかな指導(ICTやワークシート等を有効活用し多様な学びをサポート)
- 学んだことを関連づけた教科横断的な授業の工夫(わかった、できたを実感できる)
(2)生徒誰もが安心して学ぶことができる環境づくり。
<具体>
- 学校生活のさまざまな機会をとおして自己や他者を理解する場面づくり
- 一人ひとりの意欲や自信を引き出す日常的な関わり
- 対人コミュニケーションの活性化を意図した体験的活動の工夫
(3)学び直しを希望する人とつながる(ニーズの掘り起こし)。
<具体>
- 体験授業や地域の方を招いた行事など、開かれた教育活動の展開(Welcome広報)
- 関係先等への地道な訪問活動、校外での体験授業会等の実施(出かける広報)
- 関係機関とのネットワークやSNSなどを活用した新たな広報の検討・工夫
*スクール・ミッション
鳥取県立まなびの森学園は
- 鳥取県内各地に散在するニーズをとらえ、さまざまな理由で十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した人や、小学校や中学校を卒業していない人の学びたい願いにこたえ、中学校の学び直しの場を提供します。
- 世代や国籍、これまでの学びの経験の違いなど、ダイバーシティー[多様性]を生かした学び合いの中で、社会[ふるさと(鳥取をはじめ多様な地域)の人・もの・仕事]とつながることを後押しします。