12月1日(木)期末考査終了後の環境施設見学の後半では、三光株式会社の昭和工場・ウエストバイオマス工場を見学させていただき、現在取り組まれている環境保全活動、リサイクルについて説明をしていただきました。
昭和工場では、これまで処理が難しいとされていた廃タイヤ、工業用ゴムを大きな機械を使って金属の部分を分離し、細かくする過程を見させていただきました。細かくなったタイヤが燃料やクッション材として再利用されることを教えてくださいました。
ウエストバイオマス工場では、焼却処理で発生した廃熱の多くを発電に活用されていますが、そこで出てくる蒸気を冷却した後の熱水を活用し、高級魚であるキジハタの陸上養殖に取り組んでおられることを説明していただきました。海が近いことを活用し、半分は汲み取った新鮮な井戸海水を利用して、効率よくキジハタを養殖されているところを見学させていただきました。


<環境委員の感想より>
ゴミをゴミとしない、資源にするという考え方がすごいと思った。
施設見学ではゴミ=廃棄するゴミではなく、ゴミ=資源として再利用していく新しい考え方について学び、共感した。
ゴミは廃棄するだけのものではなく、加工して再利用できることを学んだ。
地元の会社なのに、知らないことが多くて、今日知ることができてよかった。
地元の会社の方が、目立たないところで、みんなが安心して暮らせるように支えてくれていてすごいと思った。
普段行かないところを見学することができ、新しいことを知った。
境港に、こんな大きな環境施設があることを知らなかったことを恥ずかしく感じた。
地元の企業である三光の取り組みを知ることができてよかった。
社員のみなさんが丁寧に説明をしてくださったのでよかった。
三光ができてから40年も経っていて、歴史のある工場だと思った。
それぞれの専門の仕事に携わる方がたくさんいて、とてもすごいと思った。
ウエストバイオマス工場の近くの海はよく行くが、何の工場か分からなかったので、中のことを知れてよかった。
環境施設なのに、キジハタの養殖をしていたので驚いた。
2学期期末考査終了後、環境委員会と有志で、地元の環境施設について学習する機会をもちました。
まず前半では、NPO法人 未来守りネットワーク事務局理事長 奥森隆夫様に「中海の海藻を利活用した地域再生」という演題で講演をしていただきました。
その中で、中海の湖底では堆積した海藻により酸素が少ない状態となり硫化水素が発生していること、繁殖しすぎた海藻が水質を悪化の原因となっていることなどを、写真を使って説明していただきました。
また、水草類を活用した肥料製造への取り組みについても紹介していただき、海藻肥料が中海の環境改善や野菜・果物類にも良い影響を与えていることも教えていただきました。

<環境委員の感想より>
水門を撤去するだけで硫化水素が発生したり、アサリの赤ちゃんがたくさん増えて死んでしまったり、人間にとっては何でもないことが、水の中の生き物にとっては大変なことだということを実感した。
授業に関連した興味深い話が聞けた。(海洋科の環境委員)
中海では栄養塩を吸収した海藻類が繁殖しやすく、海藻類を採取しないと腐敗し、猛毒の硫化水素が発生し、魚介類が死に、ヘドロが蓄積することがわかった。
中海の海藻が肥料として使われていることをはじめて知った。
海藻農法でイチゴなどを栽培すると糖度・玉太りが良くなることが分かった。
もっと鳥取県のことを知りたいと思った。
今までなんとなくしか知らなかった中海のことを聞いて、少し知ることができた気がする。
中海の再生を約半世紀にかけて取り組んでこられたことが分かり、驚きとともに尊敬の気持ちをいだいた。
中海がきれいになってよかった。時間がかかってもきれいであってほしい。
自分も環境の再生に関わっていきたい。
海藻を使い、中海の水質を改善するだけではなく、それを有効利用する取り組みがすごいと思った。
11月30日(月)2学期期末考査終了後、環境委員と有志29名で、リサイクルプラザ(鳥取県西部広域行政管理組合 環境資源課)を見学させていただき、現在取り組まれている環境保全活動やごみ処理、リサイクルなど、多くのことを学んできました。
広い範囲のゴミ処理をされているので、境港市の施設より規模も大きく、施設内の機械の種類も多かったので、圧倒された人も多かったようです。しかし、これだけ大きな施設・多くの機械でも、職員による手作業がないと、きちんと分別ができないことも説明していただきました。



環境委員の感想・意見は、生徒会通信SSSS(フォーエス)環境委員会特集号に掲載しております。ご覧ください。(生徒会をクリックしてください。)
https://www.torikyo.ed.jp/sakaisogo-h/ 地元(鳥取県西部地区)には、日々多くの方がリサイクル活動をはじめ、さまざまな環境保全活動に取り組んでおられます。みんなが、自然エネルギーや環境保全について関心を高め、日常生活の中でゴミの減量や分別に心がけていきましょう。
リサイクルプラザの職員の皆様には、大変お忙しい中、多くのことを学ばせていただき、厚くお礼申し上げます。貴重な体験をすることが出来ました。この体験を、今後の本校TEAS活動に活かしたいと思います。
12月1日(月)2学期期末考査終了後、環境委員24名で、とっとり自然環境館・境港市下水道センターを見学し多くのことを学んできました。
とっとり自然環境館では、施設内の展示について説明や大型ソーラーパネルの施設を見学しました。
境港市下水道センターでは、汚水処理(微生物のはたらき)の説明や浄化設備の見学をしました。


環境委員の感想・意見は、生徒会通信SSSS(フォーエス)環境委員会特集号に掲載しております。ご覧ください。(生徒会をクリックしてください。)
https://www.torikyo.ed.jp/sakaisogo-h/
地元(鳥取県西部地区)には、日々多くの方が環境保全活動に取り組んでおられます。皆さんが、自然エネルギーや環境保全について関心を高め、日常生活の中で水・電気・ガスなどを大切に使うよう心がけて欲しいと思います。
各施設の職員の皆様は、大変お忙しい中本校生徒にご指導いただき、厚くお礼申し上げます。生徒は貴重な体験をすることが出来ました。この体験を今後の本校TEAS活動に活かしたいと思います。
期末試験の最終日(12月3日)、各クラスの美化委員が米子市夜見町にある
「有限会社 大成商事」のリサイクル施設に見学に行きました。
始めに、佐田山専務から会社の概要について説明をしていただき、その後に
施設内を案内していただきました。不要になったコンクリートやアスファルトを資
源化する砕石部門、木材を細かいチップ状にするウッド部門、汚泥や土をリサ
イクルする汚泥部門、さらには紙類・廃車・空き缶等のスクラップ・プレス機、大型
の重機などを見学しました。

事業内容についての説明してもらいました

がれきの山を資源にします

この廃車はどのように処理される?
奥の分厚い鉄板で押しつぶすと・・・・ 
こうなります!
ここで一番盛り上がりました。

最後に生徒からの疑問や質問にお答えしてもらいました。
「ISO14001という認証番号をお持ちですが、これについて教えてください。」
「簡単に言えば、リサイクルのレベルのことです。」
「会社のモットーは何ですか」
「地域へ貢献することです。新しい時代と環境に対応できるように努めていきます。」
大変忙しい中、快く見学をさせていただき誠にありがとうございました。