レスリング部 県総体団体初優勝!!!
2018年6月5日 04時10分平成30年度 鳥取県高校総合体育大会(レスリング競技の部)
◆日時 6月2日(土)~4日(月)
◆会場 鳥取中央育英高校 小体育館
【試合結果】
◆学校対抗戦 倉吉総産 4-3 鳥取育英 優 勝(倉吉総産では初。倉吉工業高校からは20年ぶり9度目の優勝)
◆個人対抗戦 55kg級 松本 昂(M3)優 勝
65kg級 井勢 珠維(E3)優 勝
71kg級 青木 皆人(M3)優 勝
92kg級 梶原 陽広(C2)優 勝
92kg級 河原 優星(E2)第 2 位
5名のエントリーで挑んだ学校対抗戦でしたが、部員たちは持てる力をすべて出し切り、『初優勝』という大きな仕事を成し遂げてくれました。
51kg級と60kg級は選手不在のためすでに2敗しており、1人でも負けると後がない状況からのスタートでしたが、55kg級の松本君が3年生の意地を見せ、得意の巻き込み一本背負い投げからのフォール勝ちで貴重な1勝を挙げてくれました。続く主将の65kg級の井勢君と副主将の71kg級の青木君も安定した試合内容でのテクニカルフォールで勝利し、チームスコアを3-3とします。
2階級を残し、両チームとも互いに優勝に王手をかけていますが、鳥取中央育英高校の最重量級125kg級には全国選抜3位の山口君が控えており、勝利の行方は80kg級の梶原君にかかってきました。
相手は1年生ながら中学時代柔道で県2位の実力者。試合開始早々にタックルで倒されリードされますが、その後落ち着いて投げ技を繰り出し逆転。最後は得意の牛殺しからのフォール勝ちで見事優勝を決めてくれました。
125kg級の河原君は公式戦初出場ながら、全国選抜3位の選手に敗れはしましたが、よく粘り、果敢に立ち向かっていきました。
最終的にはチームスコア4-3という接戦を制し、部員たちは倉吉総産では初、倉吉工業高校から数えると20年ぶりの王座奪還を果たしてくれました。
続く個人対抗戦でも普段の力を出し切り、65kg級の井勢君が3連覇を達成。55kg級の松本君、71kg級の青木君、92kg級の梶原君が初優勝を決め、今夏に三重県津市で開催される東海総体に、学校対抗戦と共にこの4名が個人対抗戦の出場権も獲得しました。
また、河原君は中国選手権大会の出場権を得ることができました。
今回、少ない部員数ながらもこのような戦いができたことは、多くの出会いや巡り合わせと共に、ご家族やOB、いつも周りから応援していただいている方々のお陰だと心から感謝しています。
この感謝の気持ちを忘れることなく、さらに精進していきたいと思います。
まずは、6月16日(土)・17日(日)に岡山県浅口市でおこなわれる中国高校選手権に向けて各自が課題を持って練習に取り組み、県王者としての自覚と誇りをもって臨みます。
今回も大会参加にあたり、多くのご声援ありがとうございました。
【熱戦写真集】
学校対抗戦 心を一つにしていざ出陣!! 55kg級松本君 袈裟固めを決めて貴重な勝ち星を挙げる
65kg級井勢君も確実に技を決めてTFで勝利する 71kg青木君も相手を圧倒し、チームスコアを3-3のタイとする
80kg級梶原君が得意技を決め、優勝を決定づける!! 125kg級河原君は30kg差を恐れることなく果敢に立ち向かう
応援団の皆さんにうれしい報告をすることができました マネージャー達が作ってくれた御守りのお陰です!
表彰式 初優勝の賞状を受け取る主将の井勢君 優勝杯を受け取る副主将の青木君 20年ぶりの王座奪還です
中国大会、インターハイに向けてさらに力をつけていきます。ご声援ありがとうございました
(文責:顧問 井勢 智則)