レスリング部 中国大会(報告)
2018年6月19日 07時50分 ◇期 日 6月16日(土)~17日(日)
◇会 場 岡山県浅口市天草公園体育館
[試合結果]
◇学校対抗戦 2回戦 倉吉総産 1 - 6 倉敷鷲羽(岡山)
◇個人対抗戦 55kg級 松本 昂(M3)2回戦敗退
65kg級 井勢 珠維(E3)準優勝
71kg級 青木 皆人(M3)第3位
92kg級 梶原 陽広(C2)第3位
92kg級 河原 優星(E2)2回戦敗退
今回、岡山県で開催された『第57回中国高校レスリング選手権大会』に学校対抗戦と個人対抗戦に5名が出場しました。
学校対抗戦は、2回戦岡山県代表の倉敷鷲羽高校と対戦しましたが、7名の団体戦を5名で戦うという厳しい状況の中、選手たちは全力で戦いました。
51kg級と60kg級が不在で、55kg級の松本君が敗れて0-3という後がない状況の中、65kg級の井勢君がフォールで勝利し次につなげてくれましたが、71kg級の青木君が試合終了間際まで攻め続けたものの接戦を落とし4敗し敗戦が決定しました。
負けは決まりましたが、2年生の80kg級梶原君が中国王者を投げて先制し場内を沸かせたり、125kg級河原君も30kg以上の体格差を臆せず強豪相手に最後まで健闘したりと、最後の最後まであきらめない姿勢を貫いてくれました。
チームスコアは1-6という内容でしたが、一人ひとりがチームのために力を出し切って戦い抜き、彼らの大きな成長ぶりを感じました。
5名が出場した個人対抗戦ですが、55kg級の松本君は得意技を決めたものの失点を重ねてしまい、悔しい初戦敗退。
92kg級の河原君もグラウンドで相手を返しかけましたが、あともう一歩というところで抑え込まれてしまいました。
同じく92kg級の梶原君の相手は団体王者の強敵でしたが、相手のバランスが崩れた一瞬のチャンスを逃さず脇をすくい、そのままがっちり抑え込み、見事フォール勝ちで銅メダルを獲得しました。
71kg級の青木君も準決勝まで勝ち上がりましたが、判断ミスで敗れてしまい、こちらは悔しい銅メダルでした。
65kg級の井勢君はケガで万全ではない中、2回戦、準決勝と厳しい試合を苦しみながら勝ち抜き、決勝戦まで勝ち上がりました。決勝戦では力を出し切れぬまま敗れてしまいましたが、この状況の中よく戦い抜いたと思いますし、キャプテンとしても試合だけでなく、宿舎や日々の練習でもチームをよくまとめてくれました。
また、今回試合に出られなかった部員やマネージャー達も、全力で応援やサポートをしてくれました。
彼ら、彼女たちのひたむきな頑張りにも感謝したいと思います。
さあ、次はいよいよ『インターハイ(東海総体)』です。
倉吉総合産業高校として初の学校対抗戦出場ですが、全国のチームと戦うにはまだまだ力不足です。
今回の敗因と今後の課題に対して各自が逃げることなく真正面から取り組み、選手個人としてもチームとしてもさらに成長して挑みたいとと思います。
部員も増え、これからの活躍が楽しみな倉吉総産レスリング部です。今後とも応援の程よろしくお願いします。
今回も大会参加にあたり、遠くまで応援に来ていただいた保護者様をはじめ、多くのご声援ありがとうございました。
【熱戦写真集】
開会式 各県の厳しい予選を勝ち抜いた精鋭たち 学校対抗戦2回戦 倉吉総産vs倉敷鷲羽高校(岡山)
55kg級 松本君(青)ががぶって攻める 65kg級 井勢君(青)がフォールで勝ち、1-3とする
71kg級 青木君(青)が積極的に攻めるが惜敗する 80kg級 梶原君(青)場外際で4点の大技が炸裂!!
125kg級 河原君(青)巨大な相手に果敢に挑む 先輩たちの熱い戦いを見守り、声援を送る部員たち
個人戦55kg級 得意の投げを繰り出す松本君(青) 個人戦71kg級 青木君(青)は3位入賞を果たす
個人92kg級 グラウンドで必死に守る河原君(青) 個人92kg級 梶原君(青)見事フォール勝ちで3位入賞
個人65kg級 負傷に苦しみながら準優勝した井勢君(赤)1年生のマネージャーも選手のサポートに頑張りました
これからも部員一丸となって精進し、さらに進化してインターハイに挑みます。応援よろしくお願いします!!!
(文責 顧問 井勢 智則)