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智頭小ニュース
1学期の思い出「4年生 福祉・車いす体験」
2020年8月12日 16時42分 本格的な夏に突入し始めた6月下旬、4年生が福祉・車いす体験を行いました。2日間かけての学習で、「人にやさしい町づくり」をテーマに、車いすの人の立場になって考えることを目指しました。体験授業では智頭町社会福祉協議会の方々にお越しいただき、車いすの扱い方や注意すべきことなどを指導していただきました。
一日目は車いすの基本的な操作を学び、自分で車いすを動かしてみました。平らな床でコーンを回る、テーブルに置いた物を取るなどは順調に進みました。しかし、次の柔らかいマットの上では悪戦苦闘。車輪が空回りしたり、わずかな隙間に車輪が入って動けなくなってしまったりと、歩くときには小さな障害でも車いすでは大変なものになることを実感しました。
2日目は立場を変え、車いすやベッドでの介助の仕方を学びました。「大切なのは乗っている人の気持ちを考えること」と教えてもらい、言葉をかけながらゆっくり押したり、優しくベッドを持ち上げたりしました。
学習後、児童からは「外で車いすを操作するのはとても大変なことだと感じた」「困っている人を見つけたら声かけをして手伝いたいと思った」などの感想を聞くことができました。今回学習したことによって、周りの人々に対して思いやりを持って積極的に行動してくれることを期待しています。
1学期の思い出「5年生 智頭の森林に学ぼう」
2020年8月11日 10時28分1学期、5年生は総合的な学習で林業について勉強してきました。児童はインターネットや図書室を利用して調べていますが、見慣れない道具や専門的な用語も多く、疑問が多く出ました。そこで6月下旬、旧山形小学校と、実際に林業に関わられている会社に出かけ、林業のプロフェッショナルにお話を伺いました。
旧山形小学校では3人の地元の先生にお世話になりました。児童たちは気になることを質問して、水害対策から始まった植林の成り立ちや杉の木と自然の関係など、林業についての新しい視点を得ることができました。その後、実際に杉の木の皮むきを体験しました。杉は皮まで商品になるため、きれいにむかなければなりません。児童たちは四苦八苦、作業の難しさを実感していました。
続いて杉を加工・製品化している会社に伺い、切り出された杉が工場で製品になるまでの工程を見学させていただきました。初めて見るたくさんの機械や、先ほど苦労した皮むきが機械によってあっという間に終わる様子に児童は夢中で見入っていました。最後に智頭の杉で作られた家にお邪魔して、杉の木の香りや温もりを体いっぱいに感じることができました。林業についてだけでなく、林業に携わっている地域の方々の思いにも触れる、大変貴重な体験になりました。
1学期の思い出「プール掃除」
2020年8月7日 08時28分5月下旬、全学年でプール掃除を行いました。学年ごとに場所を分担して進め、5・6年生が本プールの掃除をしました。この日は天気も良く、最初は水に場所を分担して進めましたが、濡れることを躊躇していた子供たちも掃除が進むにつれて気にせず動き回ったり、自分から水をかけてもらいに行ったりと楽しんでいました。
待ちに待った水泳学習を前に、どの学年もはりきって掃除をしていましたが、特に印象的だったのが6年生でした。6年生は今年がこの学校で最後の水泳学習になります。懸命に掃除する姿から真剣な思いがうかがえました。
掃除前は泥がこびりついて汚れていたプールですが、全学年の頑張りがあってとてもきれいにすることができました。水泳学習は終わってしまいましたが、掃除も含めて、とても大切な思い出となりました。