環境への取り組み

環境への取り組み

エコスクール(TEASⅢ種(学校))の取り組み

  近年、地球温暖化問題が社会的に大きくクローズアップされる中で、事業者等が、主体的に、また継続的に環境配慮活動を行うための仕組みとして導入が進められているのが、いわゆる環境管理システムといわれるものです。
鳥取県では、平成13年度から、環境管理に関する国際規格ISO14001を簡易にした鳥取県版環境管理システム(TEAS(テス))の審査登録制度が設けられました。小・中学校等向けにはエコスクール(TEASⅢ種(学校))という規格が設けられ、この基準に沿った環境配慮活動を行っている学校が登録されます。
[鳥取県生活環境部環境立県推進課資料より]
  本校でも、今年度6月に環境宣言を定め、児童生徒職員のアンケートを基に、①古紙類の分別とリサイクル、②照明を中心とした節電に取り組んできました。7月からは取り組みに対する評価と記録を各学級・全職員で行いました。環境教育の実践とともに、環境配慮活動を意識して児童生徒と関わるよう全職員が心がけ、その結果として昨年度に比べて電気使用量・水道使用量・ごみの量を減らすことができました。
  これらの活動について審査登録申請を行い、この度TEASⅢ種(学校)の登録証が交付されました。
  今後も活動を継続し、登録更新をしていくとともに、児童生徒自身が自分たちの生活や活動と環境問題とのかかわりに気付き、自分たちの環境配慮行動が環境を守るために役立っていることが実感できるような学校づくりに取り組んでいきます。

鳥取盲学校環境宣言

  わたしたちの学校は、万葉の歴史薫る国府町にあり、袋川や因幡三山など季節ごとに様々な姿を見ることのできる豊かな自然環境の中にあります。
  わたしたちは、この豊かな自然環境を将来の人々へ引き継ぐため、地球上の資源を大切にし、生き物の命を育むきれいな大気、水、土を守りたいと願っています。
  そのためにわたしたちは、郷土の、そして地球の環境をよくすることに役立つ活動を進んで行い、次のように環境にやさしい学校づくりを続けていくことを約束します。

1. 点字用紙をはじめとする古紙類の分別とリサイクルに努めます。

2. ごみを減らすとともに、分別とリサイクルに努めます。

3. 電気や灯油、水などの限りある資源を大切に使います。

4. 自然を愛し、自然環境を大切にする心を育む教育を進めます。

5. 児童生徒及び教職員が共同して環境美化活動を行います。

平成23年4月21日 
                     鳥取県立鳥取盲学校
                          
 

TEASⅢ種を取得しました。

  鳥取盲学校はこの度、本校における環境への取り組みを評価していただき、TEASⅢ種を取得いたしました。今後も、環境教育を推進し、環境配慮活動に取り組んでいきたいと思います。

TEASについて

  鳥取県版環境管理システム(TEAS)審査登録制度のことです。
 Tottori prefecture (鳥取県) Environmental(環境)  Audit(監査) and Scheme(計画)の愛称をTEASと呼んでいます。
 県内の中小企業等の環境配慮活動への取組みを容易にするため、県が一定の基準を設け、環境配慮活動を審査登録・公表する独自の制度です。
 TEASはISO14001などと同じ「環境管理システム」の1つです。