平成26年度修了式

2015年3月25日 08時05分

 先日の卒業式で、小学部2名、中学部1名、高等部4名の卒業生が本校を巣立っていきました。皆さんが一生懸命送る会をしてくれたり、飾り付けをしてくれたりしたおかげで、卒業生は、気持ちよく卒業できたと思います。

在校生の皆さんの態度は立派でした。国歌や校歌、蛍の光を堂々と歌ったり、送辞に気持ちを込めて伝えていたりしたことに感心しました。  

これからは、小学部・中学部・高等部はそれぞれ2年生が、各学部の最高学年となり、リードしてくれることを期待しています。

さて、今日で三学期が終了します。学校の一年間が修了します。この1年で皆さんのがんばりは実を結んだのでしょうか。私がこの一年間皆さんにがんばりましょうと言い続けてきたことは- そうです、「あいさつ」です。

「あいさつをする」「『はい』と返事をする」「くつをそろえる」「時間を守る」…いたって簡単で当たり前のことのようですが、「当たり前」が難しいのが、今の世の中です。

「私はやろうと思えばいつでもできる、だから今はしなくても大丈夫。いざとなれば、大人になればできるから。」と思っていることはありませんか。簡単だと思うことでも、普段からしていないと、いざという時に、大人になってもできないものです。やはり、日々の積み重ねが大切です。

この春休み、当たり前で簡単なことを家でどれくらいできるかやってみてください。

修了式が終わったら、先生方から「修了証」が渡されます。今年度のがんばりを先生方が認めてくださることでしょう。この一年間でできるようになったこと、成長したことを振り返ってほしいと思います。それと同時に、来年度に向けて、さらにがんばらないといけないこともはっきりさせてほしいと思います。しっかりした目標を持つことで、成長があるのです。一人一人にこの1年間のがんばりがあり、来年度の目標があります。一つずつ学年があがった皆さんの活躍を大いに楽しみにしています。

4月7日、心新たに元気に登校してくれることを願っています。