23年度修了式
2012年3月24日 15時30分 平成23年度修了式
皆さんは、今日各学年の全課程を修了しました。この一年間をふり返ってみると、学習・部活動、あるいは運動会や学校祭などの行事を重ねていく中で、一人一人が確実に立派に成長したと思います。
さて、一学期の始業式に「今年は一年を通して何か一つ自分のできる事を続けてみましょう」とお話しました。たとえば、「本を読む」「日記を書く」「靴をそろえる」など、決して高い目標でなくてもよいということでしたね。
「継続は力なり」というように、続けることに意義があるのですが、この一年間をふり返ってみてどうでしたか?三日で挫折した人、一ヶ月でやめた人、今もきちんと続けている人、途中でやめてしまったけれども再度挑戦してみて続けている人、それぞれだと思います。続けることが出来た人は、次の一年間も続ける。あるいは、もうひとつ目標を高いものにしてみるのもいいですね。続けることが出来なかった人は、目標を少し小さいものにして、毎日ではなく週ごとでもいいので頑張ってみましょう。そのことが自信となり、心身の大きな成長につながるものです。
そこで、明日からの春休みに、この一年間の自分を見つめ直したうえで、次の学年の達成可能な目標を設定し、実践してみましょう。
ところで、今日手にした修了証は、この一年間の自分の成長の記録です。そして、担当して下さった先生方の温かい思いが詰まっています。よく読み、良い点はより一層伸ばし、反省点は来年度の課題として努力してください。
では、休み中病気やけがのないよう、四月九日には、元気に新年度を迎えられることを願っています。
平成24年3月23日
鳥取県立鳥取聾学校長 後藤裕明