第8回全国高校生手話パフォーマンス甲子園

2021年7月30日 13時51分


 今年の高等部1年生4名は、2年ぶりに「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に挑戦しています。"高等部になったら絶対出たいと思っていた!""でも、本当に手話の全国大会『手話パフォーマンス甲子園』に出れるのかな"
 そんなやる気と一抹の不安を持っている4名でした。本大会に出場することを夢見て、まずは予選審査を通過に向けて、先生方と4名が一緒になって試行錯誤しました。
 演技タイトルは「~共に~」。
 演技のコンセプトは次の通りです。

 4月に入学した4人の生徒たちは、きこえ方やコミュニケーション方法の違いから、コミュニケーションをとるときに壁にぶつかりました。きこえない・きこえにくい仲間同士でも分かり合えない状態が続き、解決したいと思いながらも、最初はうまくいきませんでした。なんとか打破しようと試行錯誤し、今ではお互いにフォローしながらコミュニケーションを楽しんでいます。生徒のリアルな体験や、心の動きを表現しています。

 そして、7月30日の正午。いよいよ予選審査結果の発表です。
職員室では、みんながパソコンの画面にくぎ付けになって待っていました。
鳥ろうの名前が呼ばれました!!
『得点順枠』で念願の本大会出場が定!!大喜びでした。


 この挑戦で、子どもたち・先生方が、「やればできる!」と自信をもてるようになるといいな、そんなふうに願っています。
 夏休みが明けたら、本大会に向けて、最後の仕上げをもうひとふんばり頑張ります。みなさま、応援をよろしくお願いします!!