海外オンライン研修プログラムAdvanced
2021年8月20日 09時03分8月17日(火)から19日(木)までの3日間,海外オンライン研修プログラムAdvancedを実施しました。参加生徒からは,「ハワイのアルビジアは在来種に影響を及ぼすものだが,外来種を利用することで,生態系を保護しつつ廃棄物の無駄をなくすとともに炭素排出量を減らすなど,社会問題の解決につながることを学んだ」「海外の視点から環境問題を考える機会になり,自然の仕組みを壊さず,公平に利益が得られる持続可能な考え方について理解が深まった」などの感想がありました。
1日目
事前学習でまとめた鳥取とハワイの固有種と外来種についてスライド発表を行い,ワイメア警告で外来種を除去する活動や,ハワイの伝統的生活環境であるアフプアアについて学びました。午後は,久松山東麓の森林でフィールド研修を行い,針葉樹林,竹林,照葉樹林の植生界を歩き,望ましい森林環境について考えました。
2日目
タロイモ畑の保全活動にヴァーチャル訪問し,雑草除去や水の管理に関する研修を勧めました。また,地元高校生が作成したアクアポニックスを見学し,今後制作するアクアポニックスの参考にしました。午後は,地元のゼニゴケやゴクラクハゼなどの動植物を利用したミニ生態系を作成し,陸域環境と水域環境の両方を作成しました。
3日目
アルビジアプロジェクトの講義があり,外来種の除去と資源の再利用をテーマに学びました。また,作成したミニ生態系や,今後制作するアクアポニックスの構想についてスライド発表を行いました。