自然科学部国内研修
2022年1月17日 14時59分令和3年12月15日(水)~17日(金)、本校自然科学部の研修旅行が行われました。研修には生徒16名と教員3名が参加し、東京都と茨城県つくば市を中心に6施設を訪問、様々な体験をさせていただきました。
初日は、東京科学未来館を訪問しました。
初日は、東京科学未来館を訪問しました。
最先端の技術や現代社会の問題について深く考えることのできる展示が多数あり、生徒も一つ一つの展示を熱心に見学し、互いに意見を交換し合う姿が見られました。
2日目は、茨城県つくば市にある筑波実験植物園・国立物質材料研究機構・宇宙航空研究開発機構(JAXA)・地質標本館の4施設を訪問しました。
筑波実験植物園では、本校が例年オーストラリア・アデレードへの生徒派遣を行なっていることに関連して、オーストラリアと日本の植物の関係性などについて講義をしていただき、その後14ヘクタールにも及ぶ広大な敷地を自由見学させていただきました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、事前研修として本校の卒業生で現在JAXAに勤務しておられる生田ちさと先生にオンライン講義をしていただいており、生徒の興味関心も非常に高く夢中になって見学する様子が見られました。
地質標本館では、鉱物や地層から化石まで幅広く地学分野のお話を聞くことができました。
2つのグループに分かれて丁寧に館内を案内していただき、生徒も熱心にメモをとったり写真を撮影したりしていました。
3日目は、国立科学博物館を訪問しあらゆる分野の展示を自由に見学しました。
生徒からは「時間が足りない。もう一日見学したい」といった声も多数上がり、非常に有意義な研修となったようでした。
新型コロナウイルス感染症拡大によって県外における研修が多くの制約を受けてきた中、このように科学に対する興味・関心を高め、知見を深めることのできる大変貴重な経験となりました。事前研修にてご講義いただいた生田先生をはじめ、各施設の方々等関係する全ての方々に感謝申し上げます。