令和6年度2学期生徒報告会
2024年12月23日 10時18分令和6年12月20日(金)、終業式に先立ち、2学期に海外研修に参加した4名の生徒が報告を行いました。
一人目の2年次生 前田 蒼衣さんは、鳥取県・バーモント州青少年交流事業で鳥取県代表として10月にアメリカ・バーモント州での交流に参加しました。現地では生態系維持と環境教育をテーマに森林や湖などで調査を行い、地球環境の保全と生態系の維持を、地球に生きる一人一人が自分の課題として捉えることが必要だと感じたと伝えてくれました。
二人目の2年次生 柏尾 俐乃さんは、勝田ヶ丘同窓会の小川・早原奨学基金の支援を受け、7月末にアメリカ・サンディエゴ研修に参加しました。英語でコミュニケーションをとるにあたり、間違いを恐れずに積極的に話すことと、視野を広く持って日本や世界のさまざまなことに関心を持ち、自分の考えを持つことが大事だと話してくれました。
三人目の3年次生 福留 慶汰さんは、島根大学主催の「グローバルサイエンスキャンパス島根」のプログラムの一環として、8月にインドのインド工科大学ハイデラバード校で開催された海外研究交流会に参加しました。インドの高校生たちの好奇心の旺盛さとスピーチ力の高さに触れ、世界を知ることの重要性を伝えてくれました。また、これだと思うことを究めていくことで、研究発表として海外の高校生と交流する道があると示してくれました。
四人目の2年次生 橋本 大さんは、12月に本校独自事業の台湾研修に参加しました。繰り返す日常に倦んで研修に参加することを決めたという橋本さんは、日本と台湾との繋がりを知るとともに、異なる文化や背景を持つ人々の存在に触れ、他者を通じて世界や日本を見ることができた貴重な機会だったと話してくれました。
どの報告も、海外研修によって自分自身や世界の見方が変わり、新たな知見を得たことが伝わってくる内容でした。この報告会を通じて、多くの生徒が刺激を受け、海外研修などでさまざまなことを経験してほしいと思います。