土曜活用事業「島根県の科学も知ろう!三瓶山周辺の生物と科学」
2022年1月11日 11時00分令和3年12月18日(土)、土曜活用事業「島根県の科学も知ろう!三瓶山周辺の生物と科学」が開催され、本校生徒25名と教員3名が参加しました。
はじめに小豆原埋没林公園にて三瓶自然館学芸員 中村 唯史さんに埋没林の解説や読み取れる昔の日本の環境について講義していただきました。埋没林は約4000年前の三瓶山の噴火による土石流によって、生きていたときのまま根を張り、長い幹を残したまま直立していたということ、埋没林を調べることが当時の環境などについて知る手がかりなるということなどを、実際に埋没林を見ながら講義していただきました。

サヒメルでは、学芸員の井上 雅仁氏に大山隠岐国立公園にともに登録されている三瓶と大山について講義していただきました。三瓶や大山でしか見られない植物や動物について、それぞれ自然環境をどのように利用してきたのかなど教えていただき、三瓶と大山の共通点や違いについて知ることで、さらに大山について考えることができるよい機会となりました。

参加した生徒からは「三瓶山についてだけでなく、大山の自然の豊かさにも気づくことができて良い経験となりました」「生物や地学などに対する興味が、講師さんのお話や展示を見ることにより、以前よりも湧きました。また、機会があれば参加したいと思いました」等の声があがりました。