SSH 土曜活用事業 デジタルファブリケーションの世界に飛び込もう
2018年7月4日 15時17分
2018年6月16日(土)に米子東高等学校土曜活用事業・ふるさと鳥取学講座「デジタルファブリケーションの世界へ飛び込もう!」を行いました。慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス環境情報学部非常勤講師の渡辺ゆうか先生、米子市商工課職員 FabLabとっとりWest常駐スタッフの米田章先生をお招きし、ものづくりの未来の可能性や、3Dプリンターを実際に使用して作られた実践例などについての講演と、実際に3Dプリンターと簡易プログラミングツールを組み合わせた制作を行いました。
まずはアイディアを出す練習。ブレストカードという絵柄の描かれたカードからアイディアを出していくゲームです。
アイディアをスケッチして形にすることでグループで共有を図ります。
MESHという簡易プログラミングツールです。光センサー、人感センサー、音が鳴る、光るなど1つ1つが独立した機能を持っており、それらを組み合わせて「箱を開けると2秒後に明かりがともり、音楽が鳴る」といったプログラムを組むことができます。
テーマは「笑い」思わず周りの人が楽しくて笑ってしまうようなアイディアをMESHと3Dプリンターを使い、形にしていきます。
スイッチを押すと楽しい音楽が流れてくる道具です。
3DCADソフトをつかいMESHの機械を組み込めるケースを生徒がデザインしました。
このように思ったことを簡単に形にできるのも3Dプリンターの魅力です。
参加した生徒からは
「自分でいろいろなことを考えて、グループで共有しながら学ぶことができた。とてもよ経験でした。」
「難しいと思っていたプログラミングや3Dモデリングを実体験通じてとても身近に感じることができた。学んだことを課題探求の授業で活かしてよりよい研究ができたらいいと思います。」
「自分の価値観が広がった。世界中の人たちと発想を共有し、発展させる力はこれから必要になっていくと思う。」
といった感想がありました。
知的好奇心と探求心を刺激する良い機会となりました。