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第18回日本再生医療学会総会 市民公開講座

2019年4月22日 10時59分

第18回日本再生医療学会総会 市民公開講座
期日:平成31年4月14日 (日)
参加人数:自然科学部、1年生希望者12名

自然科学部と1年生希望者の計12名が、第18回日本再生医療学会総会の市民公開講座「再生医療発祥の地よりのメッセージ」に参加しました。米子東高等学校出身で再生医療を研究している3名の講師と、米子で医療産業化に尽力されておられる1名の講師の方の、再生医療研究についての講演を聞きました。
 
卒業生も、後輩と一緒に講演を聞いて、これからの再生医療について考えていました。

戸口田淳也先生の講演「iPS細胞を用いた難病への挑戦」では、iPS細胞で病気を治す「自家移植」の治療法が、時間や費用がかかるという課題を指摘し、「多くの人に移植できる特殊なiPS細胞(-HLAホモ型)をつくろうとする動きがあることを話されました。
久留一郎先生の講演「iPS細胞を用いたペースメーカ開発と不整脈再生医療への応用」では、iPS細胞を使ったペースメーカの開発について解説し、その研究成果の一端を披露されました。
また、松田成哉先生の講演「医療産業の立地可能性について考える」も、汐田剛史先生の講演「再生医療で肝疾患を治す」も、これからの再生医療について、そしてこれからの医療というものについて考えるきっかけとなりました。
生徒たちは、「様々な研究内容について講演を聴くことができて参考になった。自分がポスターセッションをした際に様々な質問に対応する中で考えがまとまったり、新たな課題を見つけたことを思い出した」と自らの経験を重ねながら学びを深める良い機会となりました。