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SSH関連のイベント案内が、教務室前に掲載してありますので、興味のある方はぜひご確認ください。


SSHニュース

SSH 米子こどもの科学教室2019

2019年11月20日 16時05分

令和元年11月16日(土)に米子市の鳥取県立武道館で、小学生向け実験教室「米子こどもの科学教室2019」が実施されました。本校からは、準備も含め19人の生徒が補助員および実験講師として参加しました。

各ブースでの様子を紹介します。
・「自然を観察しよう」
鳥取県立博物館の清末先生を講師に、武道館周辺の自然観察会を行いました。本校の1年次生も補助員として参加しました。参加者に応じて内容を変え、落ち葉を探して色の変化をみたり、自然の中に顔を探したり、冬ごもりの虫を題材に生物多様性を学んだり、専門家ならではの多様な内容の観察会でした。
   

・「プランクトンを操ろう」
本校の自然科学部1年次生が実験講師としてブースを設けました。アルテミア(ブラインシュリンプ)を材料に、光走性を利用してプランクトンを操り、迷路をとかせる実験です。ジーッと集中して実験し続ける子どもたちが印象的でした。
 

・「ゾウリムシを見よう」
 本校の自然科学部1年次生がブースを設けました。ミドリムシ、ゾウリムシの顕微鏡観察で、どちらも有名な微生物であるが実物を見たことはない人が多く、全員が顕微鏡を覗いていかれました。
 

・「錯視を体験しよう」
本校の自然科学部1年次生がブースを設けました。紙細工で錯視の体験ができるブースで、子どもたちは不思議そうに作った作品を眺めていました。生徒たちは、錯視の原理の説明が大変だったと言っていました。
 

・「いろのかがく」
 本校教員の宮本先生が設けたブースで、1年次生が補助員として参加しました。光の三原色で遊びました。いろいろな色の影ができたり、赤色で書いた字が見えなくなったりと、子どもたちの興味に惹かれた姿が印象的でした。子どもたちの「なぜ?」という問いかけに対して、こちらも原理の説明が難しかったと、生徒たちから声があがりました。
 

・「宇宙線を目で見てみよう」
本校教員の谷本先生が設けたブースで、2年次生が補助員として参加しました。目に見えない放射線を霧箱や測定器で観測する実験をしました。子どもたちは楽しそうに実験の様子を眺めていました。
 

・「ふちんしであそぼう」
 本校の自然科学部2年次生がブースを設けました。浮沈子を作成し、浮いたり沈んだりする様子を見てもらいました。子どもたちは動きを見て楽しんでおり、「何でだろう?」と考える様子も見られました。
 

・「紙コップスピーカで遊ぼう」
本校教員の秦先生が設けたブースで、2年次生が補助員として参加しました。簡単な材料でスピーカーを作成しました。子どもたちはその様子を見て、「家でも作れるのでは?」とチャレンジしようとする姿勢が見られました。
 

・「忍者絵の具でぬり絵をしよう」
米子高校教員の岩﨑 美子先生が設けたブースで、本校生徒3年生が補助員として参加しました。UVで色の変わる樹脂を用いて塗り絵をしました。子どもたちに塗り絵は大人気で、たくさんの参加者が楽しんでいました。

・「色が変わる水」
本校教員の門脇 亮一先生が設けたブースで、本校生徒3年生が補助員として参加しました。pHを変えて紫キャベツの絞り汁の色をかえ、その様子を観察しました。子どもたちは、色が変わる様子を不思議そうに眺めている様子が印象的でした。
 

・「星取県の星空をプラネタリウムで見よう」
鳥取県環境立県推進課が設けたブースで、本校生徒1年次生が補助員として参加しました。5メートルのエアドームで「星取県」の美しい星空を見れるプラネタリウムを上映しました。きれいな星空を眺め、改めて鳥取県の良さを分かっていただけたと思います。