電気科
- 強電分野:現在の社会に必要不可欠は、電気エネルギーについて、電気の発生から電気の受け渡し、電力の利用などの関連技術を総合的に学習します。
- 弱電分野:コンピュータ利用技術やメディアリテラシーの取得と、計測及び制御等の実践的な技術について学習します。
掲示板
日誌
【電気科】第一種電気工事士 技能試験補習中!!
2020年12月9日 11時54分 一般家庭のコンセントには100ボルト、200ボルトという電圧が加わっており、電柱からそれぞれの家庭に引き込んでいます。
これに対し、ビルや工場では6、600ボルト以上の高い電圧で電気を一括仕入れしています。このように電気事業者から高い電圧で供給してもらう事業場等の電気工事は「第二種電気工事士」ではできません。このような工事をするために必要な資格が「第一種電気工事士」です。
「筆記試験」と「技能試験」の両方に合格したあと、企業での実務経験を積まないと免状をもらうことができません。
例年だと、上期の「第二種電気工事士」試験が終わった後の2年生も受験しますが、本年度はコロナ禍の影響で、上期の「第二種電気工事士」試験が無くなってしまいました。下期の「第二種電気工事士」試験は「第一種電気工事士」と同じ時期に行われますので、2年生はこちらに集中、3年生だけの受験になりました。
10月頭に行われた「筆記試験」に合格した3年生が「12月20日」に行われる「技能試験」に向かって、放課後ほぼ毎日練習をしています。
結果の発表は、来年1月の下旬です。
試験まであと少し、全員合格を目指して頑張りましょう!!
【電気科】第二種電気工事士 技能試験補習中!!
2020年12月9日 11時54分 一般家庭のコンセントには100ボルト、200ボルトという電圧が加わっており、電柱からそれぞれの家庭に引き込んで利用していいます。
このような比較的低い電圧の電気工事をするには「第二種電気工事士」の資格が必要です。(この資格がないと、住宅の電気工事はできません。)
「筆記試験」と「実技試験」両方に合格してはじめて、この資格の免状を取得することができます。
試験は毎年2回(上期:筆記試験6月、技能試験7月 、 下期:筆記試験10月、技能試験12月)行われていますが、コロナ禍の影響で本年度の上期試験は実施されませんでした。
米工電気科では毎年2年生を中心に上期試験を受験していますが、本年度はコロナ禍のため上期試験が中止され受験ができませんでした。
気を取り直して、下期試験受験のために勉強、練習をしてきました。10月に行われた「筆記試験」をクリアーした生徒が、12月13日に行われる「技能試験」に向けて、朝、昼休憩、放課後など、時間を作り出して練習を続けています。
いよいよ、「技能試験」まで一週間を切り、今週が最後の追い込みです。
結果の発表は、来年1月の中旬です。
全員合格目指して、最後まであきらめずに頑張りましょう!!
社会人講師:「関電工」様に模範演技をしていただきました
2020年3月6日 12時55分 2020年2月18日(火)、「株式会社関電工」*様より2名お越しいただき、電気科1年生を対象とした社会人講師授業をしていただきました。
実際に施工をしていただいた講師の方は、昨年の「技能五輪」*全国大会に選手として出場された方でした。生徒の目の前で模範演技として、「高校生ものづくりコンテスト」*中国大会の課題の施工をしていただきました。
準備を整えて、施工前に気合が入 見学中には作業の内容等、様々
ります。 な説明をしていただきました。
最後の確認もしっかりとされま 施行完了。
した。 大きな拍手が起こりました。
生徒、教員、合わせて50名近くの観客が作業エリア間近で見つめる中、施工作業の手が止まることもなく、驚くような「速さ」と「きれいさ」での施工を完了されました。(後から聞いたところでは、かなり緊張されていたそうですが、それを全く感じさせないような作業でした。)
1年生の実習にも電気工事の施工はありますが、まだ2年生で受験する「第二種電気工事士」試験の課題くらいのレベルです。見学させていただいた1年生にはすべての作業の速さは勿論、無駄のない動きも驚きだったようです。
ありがとうございました。
関電工:総合設備企業として、関東地方を中心に電気設備の新設、リニューアルや、空調・給排水設備、電力、エネルギー、通信等の工事を行われている企業。
本校電気科の卒業生も、働いています。
技能五輪:技能の重要性、必要性のアピールを目的として毎年行われている、技能レベル日本一を競う全国的な技能競技大会。 出場できるのは、原則として23才以下の青年技能者だけなので、一人の選手が大会に参加できる機会は非常に少ない。
昨年行われた第56回大会では、「電工(電気工事)」をはじめとして、42の部門でその技能が競われた。
高校生ものづくりコンテスト:各工業高等学校で取り組んでいる「ものづくり」の学習効果発表の場として毎年行われている、工業技術・技能を競い合う全国的な大会。
本校では、「旋盤加工(機械科)」、「電気工事(電気科)」、「電子回路組立(情報電子科)」、「化学分析(環境エネルギー科)」、「測量(建設科)」の部門に取り組んでいます。
各種表彰(電気科・R01年度)
2020年3月2日 11時00分 卒業式を週明けに控えた2月28日、卒業生への各種表彰式が、体育館で行われました。
米子商工会議所優秀学生表彰
産業教育振興中央会長表彰
電気・情報関連学科表彰
各団体から、それぞれ1名が表彰していただきました。
ジュニアマイスター顕彰
(公益社団法人全国工業高等学校長協会)
社会が求める専門的な資格・知識をもつ生徒の輩出を目的として、社会、大学、企業に向けた工業高校の評価向上を目指して設立されたものです。
将来の仕事や学業に必要と考えられる「国家職業資格」や各種「検定」の取得実績、各種「コンテスト」の入賞実績を、「全国工業高等学校長協会」が認定してポイント化、生徒が在学中に取得したものに対して得られたポイントの合計によって『ジュニアマイスターブロンズ』『ジュニアマイスターシルバー』、『ジュニアマイスターゴールド』、『ジュニアマイスター特別表彰』の称号が贈られます。
ジュニアマイスター 特別表彰 1名
ジュニアマイスター シルバー 2名
ジュニアマイスター ブロンズ 5名
計8名が、「認定証」をいただきました。
ジュニアマイスター 特別表彰 ジュニアマイスター シルバー
ジュニアマイスター ブロンズ
鳥取県職業教育技術顕彰 (鳥取県)
鳥取県立高校在籍の生徒の、「職業資格取得の奨励」、「技術・技能の習熟」、「目的意識向上」、「学校生活での活力維持」、「職業教育振興」などを目的として制定されている鳥取県独自の顕彰制度です。取得した資格の難易度により、1種目、または2種目で顕彰されます。
毎年電気科の生徒は、「第二種電気工事士」と「危険物取扱者 乙種第4類」の2種目取得で顕彰されることが多い。しかし本年度は、「第二種電気工事士」と「2級電気工事施工管理技術検定」、「第二種電気工事士」と「計算技術検定2級」の2種目取得者などバラエティに富んだ顕彰がみられました。いろいろな頑張り方があるということです。
本年度表彰者 7名
このような彰状をいただきました。
職業教育技術顕彰
3年間皆勤
本年度表彰者 3名
3年間皆勤で表彰された生徒もありました。
「勉強」も、「資格」の取得も、そして「部活」も大事ですが、多少天候が悪くても、多少調子がよくなくても、「とにかく学校には行く」という強い意志をもって、3年間を過ごしてくれたということでしょう。
新型コロナウイルス感染症対応のため、1、2年生の同席がない卒業式でしたが、3月2日、3年生は本校を卒業しました。
4月からはそれぞれの就職先、進学先での新しい生活が始まることになります。
3年間鍛えた身体と強い心、研いた技術と技能を持って、新しい生活に挑んでほしいと思います。
東山中学校に出前授業に伺いました
2020年2月13日 14時42分 2月12日(水)と13日(木)、東山中学校に、母校(東山中学校)の卒業生である3年生5名と教員2名がお伺いし、2年生の4クラスで2019年度の出前授業を行いました。
毎年テーマを変えながらこの時期にお伺いしていますが、今年のお題は、「スピーカ」。
完成したら、増幅器(アンプ)と音楽プレーヤやタブレットをつないで音楽などを聴いてもらいました。
課題研究全体発表会発表
2020年2月3日 17時31分 3年生の自由登校開始直前の1月31日(金)、本校会議室にて、学校関係者評価委員、学校評議員、地域委員、また保護者の方々にも来賓としてお越しいただき、「課題研究全体発表会」が行われました。
先日、本校の5つの科(機械科、電気科、情報電子科、環境エネルギー科、建設科)で科内の発表会を行いましたが、この日はそれぞれの科の代表として1グループずつが、3年生全員の前で発表しました。
電気科の代表としては、校内清掃活動や、近隣高齢者世帯を訪問してのボランティア活動を行った「テクノボランティア(ボランティア班)」が発表しました。
3年生は2月1日から自由登校に入りますので、3月2日に迎える「卒業式」の前に行われるものとしては、三年間最後になる大きなイベントでした。
発表を無事に務めた7人、本当にお疲れ様でした。
電気科内の課題研究発表会の様子は、この下の電気科の日誌「課題研究発表会(電気科)」でご覧になれます。
課題研究発表会(電気科)
2020年1月27日 15時21分 1月20日(月)、「電気科 課題研究発表会」を行いました。
これは、3年生が1年間取り組んだ内容を、テーマごとの6つの班に分かれて発表するものです。
来年取り組む現2年生には6テーマ全てを、授業の関係で1年生には2テーマの発表を聞いてもらいました。
1)LEDを用いた電子工作 班
LEDを使って、実用できる役に立つものを製作しました。
本年度は、バスケットボールの試合で使用する「ボールポゼション表示」と警告音を鳴らす「ホーン」の機能を一体化した機器を製作しました。
ここ数年毎年改良を加えていますが、今年は「リセットスイッチ」の追加や、LEDを四角にして「矢印」を見やすくしたり、といった改良を加えて製作を行いました。
こちらは、実際に西部地区のバスケットボールの試合で使っていただき、好評でした。
2)レスキューロボットの製作 班
今年の3年生が生まれる前年の2000年の10月には、「鳥取県西部」地区を震源とした大きな地震が発生しました。2016年10月には「鳥取県中部地震」も発生するなど、私たちの暮らすこの地域も災害と無縁ではありません。
これらを背景に、地震が起きたときに被災地に取り残された人々を救助するロボットを製作し、毎年神戸市で行われている「レスキューロボットコンテスト」に参加しています。
無線LANを使って、パソコンから操縦されるロボット(1号機、2号機、3号機)は、それぞれ異なる役割を持ち、共同で救助活動を行います。それぞれの役割、特徴、製作にあたっての苦労したところなどについて、発表しました。
3)シーケンス制御 班
「シーケンス制御」とは、あらかじめ決められた順序で制御の各段階を順番に進めていく制御です。工場では一般的に使われていますが、家にある「洗濯機」などの家電製品にもこのような制御が使われているという、実は身近なものです。
今年は制御装置を使って、ハンドベルの「自動演奏」ができる装置を作りました。
この装置は、9月末の「米工祭 文化展示の部」でも公開し、ちびっこにも大人気でした。
4)テクノボランティア(電気工事) 班
昨年(2年生の時に)「第二種電気工事士」の免状を取得したメンバーにより編成された、テクノボランティア班の一つです。
近隣に出かけて、コンセントの増設など簡単な電気工事をさせていただきました。
また、電気工事の依頼のないときには、ボランティア班と一緒に近隣に出掛けて、お部屋の照明のお掃除などをさせていただきました。
5)競技用ロボットの製作 班
10月27日(日)に、「新潟県長岡市 アオーレ長岡 」で行われた「第27回全国高等学校ロボット競技大会 新潟県大会」に出場するためにロボットを製作、大会に参加してきました。
夏休みに出てきたり、放課後に残ったりして、人が操縦する「リモコン型」と、プログラムによって自分自身で動いていく「自立型」、二種類のロボットを製作しました。
発表の中では、実際のロボットによるピンポン玉キャッチなどのデモンストレーションもあり、会場を沸かしていました。
6)テクノボランティア(ボランティア) 班
学校内の清掃、近隣住宅の清掃等、様々なことをやってきた、もう一つのテクノボランティア班です。
毎回、終わった後の「ありがとう」の言葉に励まされ、一年間汗を流しながら頑張ることができました。
「テクノボランティア(ボランティア)」班の7名は、1月31日に行われる「課題研究全体発表会」にも、電気科の代表として参加、3年生全員の前で発表してくれる予定です。
3年生一人一人が、成果(できたこと)の報告もちろんですが、「こんなことに苦労した」、「こんなことには注意しよう」、「思ってもみないことが起きる」、「これはできなかったので、来年ぜひ改良して」、など多くのメッセージを来年取り組むことになる2年生に向けてくれました。
この一年を通して、「考えた」こと、「苦しんだ」こと、そしてどうやって「解決」したのか、様々な経験がこれから社会にでていく彼らの未来に、少しでも役立つことを祈ります。
ひろしまマイスター(中電工様)による出前授業
2019年10月31日 11時45分 去る、10月30日(水)、株式会社中電工様に、電気科2年生を対象にした出前授業を行っていただきました。今回は、”ひろしまマイスター”の称号をお持ちの社員の方にもお越しいただき、様々なご指導もいただきました。
1)企業紹介
「うちはこんな会社だよ」というお話だけでなく、お客様の家まで電気を届ける電線を配線する作業をされるという「配電」部門の仕事の内容にまで踏み込んでお話しいただきました。
講師の方は先日の台風15号で大きな被害を受けた千葉県にも応援に行かれたということで、その時の状況、社会インフラを守ることの大切さ、また仕事へのやりがいも含めて貴重なお話を伺うことができました。
2)工事用用具の紹介・体験作業
まず、実際に電柱に配線されている線の被覆を代表生徒がナイフで剥かせていただきました。その後、高圧間接活線工法(電線に電気を流したままで工事を行う方法)で使用される工具の説明を伺いました。こちらも見せていただいた後、作業をさせていただきました。
3)高所作業車搭乗体験
生徒が載せていただいているバスケットは、15m(建物の5階くらいの高さ)まで上げることができるそうです。生徒全員が二人ずつ載って、その高さを体験させていただきました。
4)ロープワーク
電線とロープに何の関係が?
様々な作業にロープは不可欠です。簡単な結び方から、そんな使い方ができるんだという初めて見せていただくような結び方まで、数種類を教えていただきました。
見るだけではなく、実際に自分でも結んでみて、できたできたと喜ぶ生徒、ちょっと通すところが違って同じ形にならず悩んでいる生徒、こうだよって教えてくれる生徒、それそれが普段できない体験をさせていただきました。
5)本校卒業生(OB)からひと言
本校電気科を卒業して数年経つ先輩にも来ていただいており、最後に一言いただきました。
高校生の時に自分が何を考えていたか、何をしていたか、進路を決めるときに何が決め手になったか、そしてこれをやっておけばよかったと思うことなど、自分の経験に基づいてのお話をしていただきました。
自分のお兄さんくらいの年の先輩のお話は、これから本格的に自分の進路について考えていかなければならない二年生に、どのように伝わったでしょうか。
今回、テレビ局、新聞社、数社から取材にいらっしゃいました。
テレビ局のインタビューをされた生徒は緊張していたようですが、ご覧になった方もあるのではないでしょうか。
学校祭文化の部 電気科展示
2019年10月29日 10時25分 去る9月28日(土)、学校祭文化の部が開催され、その中で科展示を行いました。
電気科からは、これまでの資格の取得状況、昨年度の課題研究の内容、課題研究で生徒が作った作品などを展示しました。
今年で5,6回目になるでしょうか。恒例となりつつある、二年生の「第二種電気工事士試験合格者」による、試験課題のデモンストレーション。
今年は紅一点、女生徒一名も含む、5名の生徒が来場の皆さんに施工作業をご披露いたしました。完成して拍手をいただいた時には、普段見られないであろう、少し照れた顔も見られました。
今年も多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました。
特に、久しぶりに学校に元気な顔を見せてくれ、近況を教えてくれた卒業生、ありがとう!!