六合目からの北壁。


稜線を登っていきます。積雪量は、少ないです。


八合目付近からの北壁。とてもきれいです。


九合目の台地。美しい景色に部員もしばし佇み、写真を撮りまくりました。


弥山山頂。中央が剣ヶ峰1729mです。右奥の山は烏ヶ山。


頂上小屋は半分埋まっていますが、一階から入れるので問題ありません。
冬季の大山で、こんなに天候がいいのは珍しいです。
登山者がとても多かったです。


米工小屋に下りて、恒例の釜玉うどんです。トッピングをたっぷり用意、旨い!!
登山の食事はとても大事な要素です。手軽で栄養価が高く、消化が早く、美味しいことが大切です。
いつも顧問がメニューを考えているので、たまには部員にも考えてほしいところですね。

スノーシューという、雪に足が沈まないようにする洋式のカンジキを履いて、森の中の雪原を歩きました。


スノーシューでは快適にサクサクと歩けましたが、ツボ足(靴のみ)では足がとられ苦労しました。
積雪は少なく、香取周辺で50cmくらい、中国自然歩道で100cmくらいでした。

昨年の春に登ったときは日南町側から登ったので、今回は奥出雲町側から登ります。
わくわくプールからスタートし、亀石コース、頂上、鳥上滝コースを経て、わくわくプールに戻る全行程約9.5kmのルートです。


スタートの、わくわくプール。子供が遊べる河原です。
朝9時の気温は7℃ですが、陽射しを浴びると暖かいです。


天候は快晴。緩やかな登りの亀石コース。


いい感じに紅葉しています。こんないい日に登らないのは、もったいない！


のんびり歩き、90分ほどで山頂。北側は遠くに米子の街と島根半島、右端の山は大山です。


南西側には比婆山。昨年は中国大会がありました。


西側は眼下に奥出雲の町、遠くに三瓶山が見えます。


山頂で昼食。青空の下での食事は最高です。


今回は鍋。美味しい。


須佐之男命が八岐大蛇を退治した言い伝えのある、広い山頂。
気温は11℃ですが、陽射しが暖かく、寝転がると気持ちがいいです。


下りは鳥上滝コース。途中に鳥上滝(写真)があります。
八岐大蛇が住んでいたと言われています。
この滝は斐伊川の源流です。ここから出雲平野まで流れ、宍道湖、中海、境水道を経て美保湾に注ぎます。なんだか感動です。
たたら製鉄で栄えた時代、斐伊川は度々洪水をおこしました。
その暴れ河の様が、八岐大蛇伝説の元になったという説もあります。


日を追うごとに空が高くなり、近く冬の到来を感じさせます。
時折風が吹いて、葉が吹雪のように舞い落ちるなかを歩きます。秋深し。


山頂から1時間ほどでわくわくプールに戻りました。紅葉が美しい。
秋をたっぷり堪能した一日でした。生徒も大満足！

開会式
５県から男子25校、女子11校の参加です。基本的に1校4名のチームです。


金曜の朝の天候は快晴。このあと、寒冷前線が近づき、崩れていきます。
この日に歩きたかった・・・


設営審査後、体育館では自然観察、救急、気象のペーパーテストが行われました。
高体連専門部のなかで、試合に筆記試験があるのは登山専門部だけでしょう。
このあと炊事審査が雨の中、行われました。


土曜日は登山行動です。
雨こそ降らないものの、眺望は最悪。頂上は御覧のとおり、視界20mほどです。
しかも、寒冷前線が過ぎて冬型の気圧配置となり、寒い!
この中を、選手は十数キロの荷物を担ぎ、決められたタイムをまもるよう歩きました。


氷ノ山越の下りは紅葉が楽しめます。前を歩くのはA隊のコース副隊長。
下山して読図と記録書の回収、設営と炊事の審査をしました。

今回は鳥取県開催なので、県内顧問と登山部の生徒、OBが総出で対応しました。
本当にお疲れさまでした。

本校の結果は12位。まずまずですが、改善するところは、それこそ山ほどあります。
審査は安全登山のためにあるので、山を楽しみながらも安全教育を続けたいですね。
しばらく大会のための登山ばかりだったので、のんびり登山をしたいです。

三の丸付近より山頂方面の眺め。
晴れていると眺めも良く、歩いていて本当に気持ちがいいです。


山頂より氷ノ山越方面。
やや紅葉が始まっています。
大会ではゆっくり景色を眺めたり、写真を撮るなどしないので、踏査が一番楽しかったりします。
さあ、いよいよ中国登山大会です。
鳥取県内顧問の先生はもちろん、生徒も総動員で臨みます。

夏に完成したばかりの川床の橋です。
丈夫な高い橋なので、もう流される心配はなさそうです。


1時間ほどで大休小屋に到着。


ブナに生える巨大なキノコは、有毒のツキヨタケ。
夜にうっすら光るといわれていますが、顧問は光るところを見たことがありません。
今はキノコのシーズンです。


大休小屋から40分ほどで矢筈ヶ山に到着。
矢筈ヶ山には三角点があります。見晴らしが良いところです。
これは小矢筈。


甲ヶ山。少し雲がでてきました。
高いところでは、紅葉が徐々に始まっています。
小屋に戻って昼食にしました。


帰りの川床で休憩。水はとても冷たいです。
一年で最も登山のしやすい時期です。多くの山に登りたいですね。

三座のピークのうち、大山が見えるのは下蒜山だけです。
これは下蒜山山頂から見た大山山系。
遠くの画面中央の主峰が剣ヶ峰、その左が烏ヶ山、剣ヶ峰の右が順に三鈷峰、野田ヶ山、矢筈ヶ山、甲ヶ山、勝田ヶ山、右端がこの前登った船上山です。
少し遠いですが、大山山系がほぼすべて見渡せるので、良いスポットです。


振り返って、雲居平付近から見た下蒜山。
もう少ししたらススキが咲きほこり、この辺りは銀色に染まります。とてもきれいですよ。