電気科

目標
 
 現代社会において、「電気」の担う役割は多く、幅広い分野で、電気の技術者が必要とされています。どんな仕事でも、製品を作ったり、モノを動かしたりする時でも、電気の知識や技術を使うからです。
 
 「強電」から「弱電」まで電気・電子に関わる基礎的な知識・技術を中心に、コンピュータ、機械制御の分野まで幅広く学習し、実践的な技術を身につけた人材の育成を図ります。
 
 
学習内容
  1. 強電分野:現在の社会に必要不可欠は、電気エネルギーについて、電気の発生から電気の受け渡し、電力の利用などの関連技術を総合的に学習します。
  2. 弱電分野:コンピュータ利用技術やメディアリテラシーの取得と、計測及び制御等の実践的な技術について学習します。

掲示板

資格取得(第2種電気工事士 技能試験) R01年度・下期

2020年1月29日 20時24分 [電気科]
 「第二種電気工事士」は、一般住宅や小規模な店舗、事業所などの比較的低い電圧の電気工事が出来る資格で、免状をもらうためには、「筆記試験」と「実技試験」両方に合格しなければなりません。(この資格がないと、住宅の電気工事はできません。)

 一昨年までは、年2回行われる試験のうちの1回を選んでの受験しかできませんでしたが、昨年度から、年に2回(両方)の受験ができるようになりました。下期は、10月頭に筆記試験、12月頭に技能試験が行われ、1月17日(金)に結果発表がありました。部活のため上期の技能試験が受けられなかった2年生も、今回の下期の技能試験に挑戦しました。

 結果、下期の試験では2年生7名が合格しました。これから、免状を申請します。上期(2年生1学期)と合わせると、2年生32名が免状を取得することになります。

 今回3年の受験はありませんでした。本年度上期(3年生1学期)までのトータルで26名が免状を手にして卒業を迎えることになります。

 来年度の試験の受付がもうすぐ始まります。残念ながら、今回免状を手にすることのできなかった現2年生、そして新2年生も、来年度の試験に向かって頑張って欲しいものです

 これまでの結果は、電気科の掲示板、「資格取得(第2種電気工事士)https://torikyo.osws.jp/yonagoko-h/index.php?key=bbeoo4lni-39#_39をご覧ください。
(更新:2020年1月30日 08時25分)
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資格取得(第2種電気工事士 技能試験) R01年度・下期
2020-01-29 [電気科]
 「第二種電気工事士」は、一般住宅や小規模な店舗、事業所などの比較的低い電圧の電気工事が出来る資格で、免状をもらうためには、「筆記試験」と「実技試験」両方に合格しなければなりません。(この資格がないと、住宅の電気工事はできません。)

 一昨年までは、年2回行われる試験のうちの1回を選んでの受験しかできませんでしたが、昨年度から、年に2回(両方)の受験ができるようになりました。下期は、10月頭に筆記試験、12月頭に技能試験が行われ、1月17日(金)に結果発表がありました。部活のため上期の技能試験が受けられなかった2年生も、今回の下期の技能試験に挑戦しました。

 結果、下期の試験では2年生7名が合格しました。これから、免状を申請します。上期(2年生1学期)と合わせると、2年生32名が免状を取得することになります。

 今回3年の受験はありませんでした。本年度上期(3年生1学期)までのトータルで26名が免状を手にして卒業を迎えることになります。

 来年度の試験の受付がもうすぐ始まります。残念ながら、今回免状を手にすることのできなかった現2年生、そして新2年生も、来年度の試験に向かって頑張って欲しいものです

 これまでの結果は、電気科の掲示板、「資格取得(第2種電気工事士)https://torikyo.osws.jp/yonagoko-h/index.php?key=bbeoo4lni-39#_39をご覧ください。

日誌

中学生体験学習を行いました。

2019年7月29日 16時47分

 去る7月24日、多くの中学生を迎えて、「中学生体験学習」を午前、午後の二回実施しました。

 電気科ではどのような内容を学習するのか、在校中にどのような資格がとれるのか、そのような進路先があるのか(先輩たちが就職している企業や、進学している学校)、などの説明を聞いてもらいました。
  

 その後、二班に分かれて次のような体験をしてもらいました。

 1)電気工事体験
  一階のスイッチからでも二階のスイッチからでも、電灯を付けたり消したりができるようになっていますが、同じ配線工事を体験してもらいました。
  中学生の指導には、昨年(2年生のときに)「第二種電気工事士」の免状を取得した3年生があたってくれました。やさしく教えてくれたでしょうか?

 2)施設見学
  発電機やモータ、雷を起こす装置など、電気科ならではの装置を見てもらいました。
  

 3)電子工作体験
 はんだ付けをしなくても電子回路を組むことができる、「ブレッド・ボード」という基板を使って、センサーに光が当たらなくなるとLEDが点灯する回路を作ってもらいました。
   

 4)ロボット紹介
  電気科で2年間勉強したことを活用して、3年生がロボットを作っています。
  6月末に行われた大会に出場したロボットの紹介も聞いてもらいました。 
   

  電気科では、電気の作り方(発電)、電気の送り方(送電)、電気の使い方など幅広く勉強します。
  また、電気科で取ることのできる資格は、ほとんどが「その仕事をするためには、この資格が必要」というものです。

  今回の体験が、何かの形で今後の進路選択に繋がれば、と思っています。

社会人講師:「関電工」様に模範演技をしていただきました

2019年2月21日 10時16分


 2019年2月19日(火)、「株式会社関電工様より2名の講師の方にお越しいただき、電気科1年生を対象とした社会人講師授業をしていただきました。
 講師のお一人は、昨年の「技能五輪全国大会に選手として出場された方でした。生徒の目の前で模範演技として、本年6月に行われる「高校生ものづくりコンテスト中国大会の課題の施工をしていただきました。

    
 準備を整えて、これから施工です。  個々の作業の説明を受けながら、見学をしました。          

    
 出来栄えの確認にも余念がありません。 施行完了。大きな拍手が起こりました。
  
 生徒、教員、合わせて40名を超える観客が作業エリア間近で見つめる中、緊張もされていたようですが、施工作業の手が止まることもなく、驚くような「速さ」と「きれいさ」での施工完了です。

 1年生の実習にも電気工事の施工はありますが、まだ2年生で受験する「第二種電気工事士」試験の課題くらいしか施工したことがありません。見学させていただいた1年生には、すべての動きが、驚き以外の何物でもなかったようです。
 ありがとうございました。

 関電工:総合設備企業として、関東地方を中心に電気設備の新設、リニューアルや、空調・給排水設備、電力、エネルギー、通信等の工事を行われている企業。
 本校電気科の卒業生も、働いています。

 技能五輪:技能の重要性、必要性のアピールを目的として毎年行われている、技能レベル日本一を競う全国的な技能競技大会。 出場できるのは、原則として23才以下の青年技能者だけなので、一人の選手が大会に参加できる機会は非常に少ない。
 昨年行われた第56回大会では、「電工(電気工事)」をはじめとして、42の部門でその技能が競われた。

 高校生ものづくりコンテスト:各工業高等学校で取り組んでいる「ものづくり」の学習効果発表の場として毎年行われている、工業技術・技能を競い合う全国的な大会。
 本校では、「旋盤加工(機械科)」、「電気工事(電気科)」、「電子回路組立(情報電子科)」、「化学分析(環境エネルギー科)」、「測量(建設科)」の部門で、それぞれが取り組んでいます。

2018年度 東山中学校での出前授業

2019年2月18日 12時07分

 2月1日(金)と4日(月)、東山中学校に、母校(東山中学校)の卒業生を含む5名の3年生と、教員3名がお伺いし、2年生の4クラスで2018年度の出前授業を行いました。
 生徒さんには、
「単3電池」と「ネオジウム磁石」、そして「銅線」を使ってのモータ作りに挑戦してもらいました。
 こつをつかんですぐにモータが回った生徒さんや、長時間高速で回り続けるモータを作った生徒さん、アートの要素が入ったモータをつくった生徒さんもありました。

 
   
 慣れない太い銅線に苦戦です。   ロータ(回転するところ)はそっと置きます。
  
 アートな作品の一つです。 
 
 全ての生徒さんが授業時間内でモータを回すことができましたが、それだけではなく時間いっぱいまでいろいろな工夫をする姿が見られました。

電気科 課題研究発表会

2019年2月1日 10時42分

 1月21日(月)、3年生が1年間取り組んだ内容を、テーマごとの6つの班に分かれて発表する、「電気科 課題研究発表会」を行いました。

1)テクノボランティア(ボランティア) 班
 「ボランティア」ってなに? から勉強を始め、学校内の清掃、近隣住宅の清掃、近くの保育園のペンキ塗り、等、様々なことをやってきました。
 毎回、終わった後の「ありがとう」の言葉に励まされ、一年間頑張ることができました。
     
2)競技用ロボットの製作 班
 10月21日(日)に、「山口きらら博記念公園多目的ドーム」で行われた「第26回全国高等学校ロボット競技大会 山口県大会」に出場するために、ロボットを製作してきました。
  

 
 夏休み返上で、人が操縦する「リモコン型」と、プログラムによって自分自身で動いていく「自律型」の二種類のロボットを製作してきました。
 発表の中では、実際のロボットによるデモンストレーションもあり、会場を沸かしていました。

3)テクノボランティア(電気工事) 班
 昨年(2年生の時に)「第二種電気工事士」の免状を取得したメンバーにより編成された、もう一つのテクノボランティア班です。
 
 
 近隣の保育園に出かけて、電気工事をさせていただきました。
 作業の大変さを感じるとともに、電気のありがたさも感じた一年間でした。

4)LEDを用いた電子工作 班
 LEDを使って、実際に使っていただいて役に立つものを製作しました。
 
 
 バスケットボールの試合で使用する「ショットクロック(24秒計)」の置台を製作しました。
 完成したものは「米子南高校」に寄贈し、実際に試合でも使っていただいています。

 
 
 バスケットボールの試合で使用する、「ファール表示器」と「ホーン」、「ボールポゼション表示器」の機能を一台で実現する機器を製作しました。
 ここ数年、毎年改良を加えていますが、今年は昨年度のものの「65%」までの小型化ができました。
 こちらも、実際に西部地区のバスケットボールの試合で使っていただきました。

5)レスキューロボットの製作 班
 今年の3年生が生まれた2000年は、10月に鳥取県西部地区を震源とした大きな地震が発生した年でした。
 地震が起きたときに、被災地に取り残された人々を救助できるようなロボットを。毎年神戸市で行われている「レスキューロボットコンテスト」に向けて製作してきたロボットについて発表しました。
 

 
 
 異なる役割を持った1号機、2号機、3号機、それぞれの役割、特徴、製作にあたっての苦労したところなどについて、発表しました。
 
 「レスキューロボットの製作」班の6名は、1月31日に行われた「課題研究全体発表会」にも、電気科の代表として参加、3年生全員の前で発表してくれました。

6)電子回路の設計と製作 班
 2年生の実習でも、実際に電子回路の基板を作ってみるのですが、今回は「どこまで基板を小さくできるか!」、にこだわってみました。
 何回も回路図を書き直し、最初に作った基板の1/3まで小さくすることができました。

 
 

 今年の発表会も、来年取り組む2年生や、1年生に参加してもらいました。

 できたことの報告はもちろんですが、3年生からは「こんなことに苦労した」、「こんなことには注意しよう」、「これはできなかったので、来年やってみて」、など来年取り組む2年生に向けてのメッセージもたくさんありました。

課題研究全体発表会

2019年2月1日 09時29分

 1月31日(木)、本校会議室で「課題研究全体発表会」が行われました。
 先日も電気科の課題研究発表会を行いましたが、こちらは本校の5つの科(機械科、電気科、情報電子科、環境エネルギー科、建設科)からそれぞれ代表として選ばれたグループ1つづつが、一年間「課題研究」の授業で行ってきた内容、成果等を、3年生全員の前で発表するものです。
 今回来賓として、学校関係者評価委員、学校評議員、地域委員、また保護者の方々にもお越しいただきました。

 
 
 電気科の代表としては、昨年6月末、8月頭に神戸市で行われた「レスキューロボットコンテスト」に向けてのロボット製作を行った「レスキューロボットの製作」班が発表しました。
  
                        製作した3台のロボットも展示しました。

  

 
 年末に行った、「鳥取環境大学」とのミーティングで披露したデモンストレーションの様子も動画で紹介しました。

 
 デモンストレーションの準備です。
 スクリーンに投影されているのは、パソコンの操縦画面です。ロボットに搭載したカメラの映像を頼りに操縦します。

  
 デモンストレーションです。皆さんに見ていただけるよう、床の上で動かすロボットをカメラで撮影し、スクリーンに投影しました。

 2月1日から自由登校に入る三年生にとっては、これから迎える「卒業式」を除いて、三年間最後の大きなイベントでした。
 発表を無事に務めた四人、体調を崩してしまって当日参加できなかった二人、一年間を通しての六人での頑張りの成果です。
 本当にお疲れ様でした。

電気工事士の試験(第一種、第二種)が終わりました

2018年12月12日 11時13分

 先週頭に本校の二学期末考査が終わったばかりの、12月8日(土)、9日(日)、「第一種電気工事士 技能試験」と「第二種電気工事士 技能試験(下期)」が行われました。

 本年から47都道府県全てに試験会場が開設されるとともに、これまで年二回の試験のうちどちらか一回しか受験ができなかった「第二種電気工事士」は、どちらの試験も(最大年二回の)受験ができるようになりました。 (第一種電気工事士の試験は、年一回しか行われませんので、この時期にしか受験できません。)

 受験のために、電気科2年生、3年生それぞれが鳥取市の「公立鳥取環境大学」、松江市の「ポリテクカレッジ島根」、「ポリテクセンター島根」、「島根県民会館」まで行ってきました。 
  
 夏休み中から筆記試験の補習をはじめ、11月に入ってからは技能試験の補習を行ってきました。

  
  (写真は第一種電気工事士技能試験の補習の様子)

 今回の試験結果は来年1月18日(金)にWEBで発表されます。
 多くの生徒が合格していることを期待します。

 これまでの結果は、電気科の掲示板をご覧ください。、
資格取得(第一種電気工事士)https://www.torikyo.ed.jp/yonagoko-h/index.php?key=bb3cemyfz-39#_39
資格取得(第二種電気工事士)https://www.torikyo.ed.jp/yonagoko-h/index.php?key=bbeoo4lni-39#_39

電気工事業界理解促進交流研修会

2018年12月6日 10時21分

 平成30年12月 5日(水)、鳥取県電気工事業工業組合様より25名の方にお越しいただき、本校で「平成30年度 電気工事業界理解促進交流研修会」が行われました。本校からは、電気科2年生38名がお話を伺いました。

 DVDで最新の電気工事技術をご紹介いただいた後、実際に現場で使用される線材、工具を使用させていただいての配線工事体験、意見交換と盛りだくさんの内容でした。

(1)最初にDVDを見せていただきました。
 

(2)電動工具を使って、電線の被覆をはがします。
  

(3)電動の「圧着」工具を使って、電線に端子を圧着しました。
  
 
(4)端子の圧着は手動の工具でもさせていただきましたが、電動とは違ってとても大変でした。
 
 
(5)端子を付けた電線を「レンチ」で器具に取りつけました。決められた締付トルクで締め付けるため、最後は「トルクレンチ」を使いましたが、これも力が必要でした。
 
  
(6)作業体験をさせていただいた後、意見交換会をおこないました。
 生徒からの「電気工事のやりがい」、「仕事でつらかったこと」、「仕事でよかったこと」などいろいろな質問に対して、経験を交えたお話をいただきました。
  

(7)最後に、協会の皆さんとの記念撮影です。

 鳥取県電気工事業工業組合の皆様、本当にお世話になりました。 

 この日お話を伺った生徒の中から、数年後にご一緒にお仕事をさせていただく生徒もいるかと思います。
 今後とも、よろしくお願いします。

企業見学 中国電力

2018年11月16日 09時31分

 2018年11月14日(水) 電気科2年生が、鹿島町(島根県松江市)の「中国電力 島根原子力発電所」を見学させていただきました。

 
 
  
  
  
 「原子力館」で講演を聴き、体験学習をさせていただいた後バスに乗って、普段は入ることのできない「発電所敷地内」や「操作シミュレータ」の見学をさせていただきました。
 東北地方太平洋沖地震発生後に強化された多くの安全対策のなかでも、特に津波対策の防波壁はその大きさに圧倒されるようなものでした。

社会人講師授業 : 中国電力株式会社様

2018年11月10日 14時20分

 去る、2018年11月7日(水)、中国電力株式会社 鳥取営業所様より2名の講師の方にお越しいただき、電気科2年生を対象に、来週の発電所見学に向けての社会人講師授業をしていただきました。

   
 
 日本ではなぜ長時間の停電が起こりにくいのか。停電につながる思わぬ原因から、事故の起きたところを発見する方法や停電の起こる範囲を小さくするための工夫など、実際のお仕事の内容も交えて教えていただき、生徒も関心を持って聞いていたようでした。

第二種電気工事士(技能試験)を受験してきました。

2018年7月25日 13時37分

 夏休みに入って初めての日曜日だった7月22日、「第二種電気工事士 技能試験」受験のために、電気科2年生、3年生が松江市の「くにびきメッセ」まで行ってきました。

 
  
 6月末の一学期期末考査が終わってから、本格的に補習を行ってきましたが、実力が出し切れたでしょうか。

 これまでも上期、下期、年二回の試験が行われていましたが、昨年度まではどちらか一回しか受験ができませんでした。本年度から、どちらの試験も(最大年二回)受験ができるようになりました。
 今回の試験結果は8月20日(月)にWEBで発表されます。多くの生徒が合格していることを期待します。

 これまでの結果は、電気科の掲示板、「資格取得(第二種電気工事士)https://www.torikyo.ed.jp/yonagoko-h/index.php?key=bbeoo4lni-39#_39をご覧ください。