建設コース

目標
 「建設コース」は測量・土木設計・製図・施工を中心に学習し、将来、道路・河川・湾港・砂防などの建設工事に関わる人材の育成を目指します。
 
学習内容
  1. 土地のサイズや位置を測定する測量を学習する。
  2. 土木構造物の強さや大きさを企画し、材料・土質・水理などを考慮して計算を行う、設計を学習する。
  3. 測量、設計したものを図面に書く製図を学習する。

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第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会(測量部門)中国地区予選会で優勝しました。

2023年8月9日 17時25分

令和5年8月8日(火)、島根県立松江工業高等学校にて第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会(測量部門)中国地区予選会と第40回中国地区測量技術競技大会(平板・水準測量)が実施されました。中国地区予選会は中国地区各県代表の5つの学校で競技を行い、優勝したチームが全国大会に出場できます。本校からは鳥取県大会で優勝した米工Aチームの3名が出場しました。中国地区測量技術競技大会は中国地区の工業高校で土木を学ぶ生徒の測量技術向上を目的とし、全国大会は行われません。平板測量と水準測量の競技で各県から3チーム出場できます。本校からは鳥取県大会で第2位であった米工Bチームの3名が水準測量の競技に出場しました。

中国地区予選会

午前10時から開会式が行われ、その後出場選手への説明や抽選などを行い、午前11時頃から試合を開始しました。

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競技会場の下見をして、入念に準備を行い、競技に取り組んでいます。

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内業は室内で行われ、ミスなく早く計算するために集中して取り組んでいます。

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中国地区測量技術競技大会

水準測量はレベルという測量機器で各測点に設置した標尺の値を読み取り、各測点の地盤高(標高)を測定するものです。昇降式という手法で経路に沿って、各測点の地盤高を求めます。今回の競技では最初の測点Aと最後の測点Bの地盤高の差(高低差)を求め、その精度と測定の速さを競います。水準測量の競技には、岡山県3チーム、広島県3チーム、山口県・島根県・鳥取県が各1チームの合計9チームが出場しました。

午前10時から開会式が行われ、その後出場選手への説明、抽選や経路の下見などを行いました。測定する経路の下見をして、測量する上での注意事項を受けています。また、どこに測点を置くのかを考えています。測定する経路は、長さが約1km、高低差が約7mです。

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午前11時40分頃から競技を開始しました。猛暑の中、約1kmの経路を測定するので出場選手は大変だったと思います。精度良く、素早く測定するために熱心に取り組んでいました。

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最後に野帳(測定結果を記録する用紙)の結果を集計して、測点ABの高低差を求めました。測定結果を本部に提出して競技終了となります。

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全ての競技が終了し、午後3時頃に閉会式が行われました。各競技の成績発表となり、中国地区予選会で本校が優勝となりました。本校は昨年度準優勝であり、今までにも準優勝はありましたが、優勝は今回が初めてとなります。優勝した生徒達は本校の名誉を高めてくれました。今後は令和5年11月11日(土)、12日(日)に熊本県で行われる第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会(測量部門)に出場し、本校だけでなく鳥取県の代表、中国地区の代表として活躍してくれることを期待します。

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表彰式の後に、各競技の最終結果が各学校に配布され、中国地区測量技術競技大会の水準測量の競技では本校は9チーム中の第8位でした。生徒達は鳥取県大会までトラバース測量の練習をしていて、その後短い期間で水準測量の練習に取り組んでいました。水準測量は実習でも学んでいたことではありますが、入賞することはできませんでした。入賞できなかった生徒達も夏季休業中に登校して熱心に練習に取り組んでいたことが、中国地区予選会での本校の初優勝に繋がったと思います。今回出場した6名の生徒が本校建設科土木コースの最高の選手であったと思います。

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全ての競技で本校だけでなく他校の生徒も体調不良なく無事に大会を終えることが出来たことが良かったです。大会の主催した松江工業高校の先生方や大会運営に関わってくださった方に感謝します。