授業では、鳥取県漁業協同組合漁政指導課の古田晋平氏から現役漁師がどんな漁業を行っているのか、またムラサキウニの大量発生が海の環境にどんな影響を与えているのかなど、海をとりまく現状について説明をしていただきました。

次に、「飼育」をテーマに青谷の漁業について青谷学Ⅱで学んでいる3年次生の生徒が、学習の魅力や引き継いでほしいことを1年次生に向けて発表しました。

その後、実際にムラサキウニのむき身・試食体験をさせていただきました。
ウニを割るのは難しかったようですが、指導を受けながらそれぞれが挑戦しました。


初めてウニを食べる生徒も多かったようですが、美味しいという声が多く聞こえました。
最後の意見交換では、1年次生が学習に対する感想やさらに学びたいことなどを主催者側に伝えました。

【生徒の感想】
・ウニを自分で割るのはとても楽しかった。ウニの針は鋭そうだったけど、優しく触れば痛くなかった。大人の食べ物だと思っていたけど、食べられるようになって嬉しかった。
・ウニはただトゲトゲしているだけでなく、口があったり、その回りには花みたいな模様があった。オスとメスがあることは初めて知った。
・ウニを割るところから食べるところまで経験ができて楽しかった。
・漁業の大変さを知り、これを毎日続けている漁師さん達は本当にすごいと思った。
・ウニを触って、割って身を食べるというなかなか出来ない体験ができたし、今の海の状況をたくさん知れた。