岩美高校卒業生・吉山さん、教員実習で生徒と心通わせた3週間

2025年9月19日 15時30分

 岩美高校の卒業生であり、現在は武庫川女子大学で体育教師を目指して学ぶ吉山さんが、母校・岩美高校にて教員実習を行いました。かつてバレー部で活躍した先輩が、懐かしい学び舎に戻り、生徒と先生方とともに過ごした3週間は、充実した学びと温かな交流に満ちていました。

■体育実習「バレーボール」
 「ペアにボールを渡せるようになること」を目標に、アンダーハンドパスとオーバーハンドパスの技術を学ぶ授業。吉山さんは、それぞれのパスのポイントを丁寧に説明し、生徒たちが実践しやすいよう工夫された指導を行いました。計画性とわかりやすさが光る授業に、生徒たちも積極的に取り組んでいました。

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■保健「働くことと健康」
 「日々の楽しみを叶えるには、働くことが必要」そんな問いかけから始まった授業では、仕事と私生活のバランスの大切さを学びました。吉山さんは、生徒たちと一緒に「今日からできること」を考え、将来のワークライフバランスを意識した生き方について指導しました。

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■3週間の実習を終えて、生徒へのメッセージ 
 「実習前は緊張していたけれど、みんなと関われて本当に楽しかった。」「自分へのご褒美をつくって、頑張れる理由を持つといい。勉強と楽しみのメリハリをつけてほしい。高校の制服が着られるのは限られた時間。今の生活や友達との時間を大切に、悔いのないように過ごしてください。」と感謝と激励を込めたメッセージを送りました。

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 吉山さんの3週間の教員実習は、生徒や教員にとっても、かけがえのない時間となりました。母校に帰り、教師として一歩を踏み出した先輩の凛々しい姿は、生徒たちに勇気と希望を与えてくれました。
吉山さん、3週間お疲れ様でした。そして、これからも教師へと続く夢に向かって、がんばってください!