岩美町立みなみ保育所にて、福祉系を選択する3年生9名が保育実習を行いました。この取り組みは、幼児とのふれあいを通じて子どもへの理解を深め、保育の現場を肌で感じることを目的とした授業の一環です。交流の時間に向けて、生徒たちは工夫を凝らした遊びや劇を準備。最初に披露したのは、シルエットの形から動物や食べ物を当てるクイズ。園児たちは元気いっぱいに答え、高校生はその活発さに驚きながらも楽しそうな様子でした。続いての劇では、「ウサギとカメ」の物語を演じました。園児から「おもしろかった!」という声があがると、生徒たちはほっとした表情を見せ、達成感を味わっていました。

後半は体操室に移動し、ヨガ体操で体をほぐした後、ジャンケン列車や猛獣狩りなど、音楽に合わせて園児と一緒に体を動かしました。
締めくくりは、園児たちが大好きなドッジボール。元気な攻撃をかわしながら、高校生は優しくボールを投げるなど、思いやりと力加減を実践的に学ぶ場面も見られました。


今回の保育実習を通して、高校生たちは子どもとの関わり方や保育の奥深さを体感し、貴重な経験を得ることができました。

第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)鳥取県予選の決勝戦が11月9日、米子産業体育館で開催されました。岩美高校女子バレーボール部は、強豪・鳥取城北高校との激戦を制し、見事7度目の県大会優勝を果たしました。この勝利により、来年1月5日から東京体育館で行われる全国大会への切符を手にしました。
試合は序盤から白熱。第1セットでは、岩美が鋭いスパイクを次々と決めて先制。しかし、第2・第3セットでは相手の勢いに押され、連続で落とす苦しい展開に。それでも、選手たちは気持ちを切らさず、両サイドからの多彩な攻撃で第4セットを奪い返し、最終セットも接戦の末に制して勝利をつかみました。
【試合結果】
女子決勝:岩美 3-2 鳥取城北
(25-19, 10-25, 22-25, 25-22, 15-12)

岩美町中央公民館にて「第23回いわみフレッシュフェスティバル」が開催され、岩美高校からも生徒がボランティアとして参加しました。地域の方々との交流を通して、生徒たちはそれぞれの持ち味を活かしながら、笑顔あふれる時間を過ごしました。
ウエイトリフティング部の生徒たちは、岩美町のゆるキャラ「いわみん」と鳥取県のマスコットキャラクター「トリピー」の着ぐるみに身を包み、来場者を楽しませました。特に子どもたちには大人気で、愛らしい動きを見せ、会場に温かな雰囲気を届けました。

家庭科の授業を活用し、岩美町商工会と取り組んだ「岩美駅弁」プロジェクトでは、生徒のアイデアをもとに地元飲食店が駅弁を再現。ラベルデザインにも生徒が協力し、売れ行きは良好!地域との共同制作の成果が実を結びました。

町営塾「ハローイワッツ」のメンバーも、最終日の国際交流フェスティバルに参加しました。町内でALT(英語指導助手)として勤務する外国人の先生たちが母国を紹介するプレゼンテーションをサポート。英語のあと日本語で子どもたちにもわかりやすいよう説明を加えました。また、各国の自然や文化を紹介するブースでも、子どもたちの相手をしたり、日本語で解説したりして、ALTと地域の方々との橋渡し役として活躍しました。


本日、人権教育講演会が開催され、ミオ・ファティリティ・クリニックより葉山美紀子氏を講師にお迎えし、「性の権利を守る」をテーマにご講演いただきました。
葉山氏は、男女それぞれの身体の仕組みや機能、心の変化、そして交際における性の注意点などについて、豊富な現場経験をもとに、わかりやすく、テンポよくお話くださいました。性にまつわる話題は時に繊細で扱いが難しいものですが、葉山氏の語り口は軽快で親しみやすく、生徒たちは自然と引き込まれ、真剣な眼差しで耳を傾けていました。

講演では、「性は命とつながっている」という視点から、自分自身の身体を知り、尊重することの大切さ、そして他者との関わりの中で互いの権利を守る意識を持つことの重要性が語られました。生徒たちは、性に関する知識だけでなく、人としての尊厳や思いやりについても深く考える機会となったようです。
本校2年・後藤さんが、第31回大伴家持大賞(児童生徒の短歌部門)にて見事入選を果たし、本日、校長室にて表彰伝達式が行われました。
全国から数千もの応募が寄せられた中、選ばれた後藤さんの作品は、今年のテーマ「水」にふさわしく、海の近くにある岩美高生ならではの感性が光る一首です。
「海が呼ぶ そんな気がして イヤホンを外して歩く 水曜の朝」
後藤さんは、「朝の散歩中、海から離れた場所にいても、海の音が聞こえたらいいなと思って詠みました」と、作品に込めた想いを語ってくれました。
後藤さん、入選おめでとうございます!

本日、岩美南小学校スクラム教育の取り組みとして、小学5・6年生と岩美高校3年生「農業と環境」選択者16名による育林交流活動が行われました。この授業は、鳥取県民参加の森づくり推進事業の一環で、森林や木材に親しむ「木育」を目的としています。東部森林組合、鳥取グリーン、岩美老人クラブ、岩美南小PTA環境整備部など地域の皆様も多数参加され、にぎやかにスタートしました。

活動場所は岩美南小の学校林「大志の丘」。高校生たちは、事前に目印がつけられた穴に樹木を種類ごとに配置し、その後小学生とペアを組んで植樹作業を行いました。小学生はすぐに高校生と打ち解け、楽しく会話を交わしながら作業に取り組みました。高校生も丁寧にサポートし、頼られる喜びを感じている様子が印象的でした。
生徒からは「小学生のみんなが20歳になってこの丘を訪れたとき、今日の活動を思い出してくれたらうれしい」と活動を振り返りました。


今回植えられた樹木は、オオカメノキ、ミツバツツジ、クロモジ、ムラサキシキブ、ヤマボウシ、ナンジャモンジャ、ナツツバキ、ヤマザクラなど計100本。世代を超えた協働の証として、未来への思いが込められた樹々が根を下ろしました。地域と学校が手を取り合い、未来の子どもたちへと受け継がれる「後世に残る森づくり」の一歩となりました。

本日、令和7年度後期生徒会長立候補者による立会演説会が行われました。今回は2年生から2名が立候補し、それぞれが学校への思いを熱く語りました。
その中で、遠藤さんが後期生徒会長に選ばれました。
遠藤さんの応援演説を務めたのは、同じく2年生の上野さん。推薦理由として、
1:日々の行動力(ボランティア活動や室長としての責任ある姿勢)
2:先輩・後輩からの厚い信頼
の2点を挙げ、遠藤さんの人柄とリーダーシップを力強く伝えました。

遠藤さんは自身の演説で、「意見箱などを設置し、生徒ひとりひとりの声を学校に届けたい」と語り、誰もが過ごしやすい学校づくりへの強い思いを示しました。
生徒の声を大切にする姿勢と、学校をより良くしたいという思いが、多くの共感を呼びました。

今年も、岩美まちづくりの会の皆さんと岩美高生による花の植栽活動が行われました。場所は、岩美町消防署横の花壇と岩美駅前のプランター。地域の方々と高校生が笑顔で協力し合い、岩美のまちに彩りを添えました。
■10月21日(火)消防署横の花壇に秋の彩り
この日、3年生スポーツVの24名が、岩美町消防署横の花壇の植栽を行いました。こちらの花壇の植栽は、毎年春と秋に行われており、今年はナデシコやキンギョ草、パンジー、ビオラ、スノーポールなどといった可愛らしい花を植えていきました。
事前に岩美まちづくりの会の皆さんが花壇を整備してくださったおかげで、作業はスムーズに進行。生徒たちは慣れない手つきながらも、一つひとつ丁寧に、心を込めて植えていく姿が印象的でした。


■10月23日(木)駅前がパッと華やぐ!
この日は、3年生の「農業と環境」選択者17名が、駅前プランターの植栽を行いました。
この植栽は、令和4年11月より、役場、商工会、観光協会などの町内の団体と連携して始まった環境美化プロジェクトの一環です。岩美高生や町民の方、観光客の方といった岩美駅の利用者に心地よく利用していたくことが目的です。
生徒は、2人1組で、計30個のプランターにパンジー、ビオラ、ナデシコを植え駅周辺に彩りを加えました。生徒からは、「地域の方と楽しく活動ができていい経験になった。」「大きくなるのが楽しみだ。」「簡単そうに見えたけど、スコップで深さを出すのが意外と大変だった」といった声がありました。



お近くにお越しの際は、ぜひ岩美駅前や消防署横の花壇に足を運んでみてください。
岩美まちづくりの会の皆様、今年も素敵な機会をありがとうございました!