未来へつなぐ緑の絆~岩美南小×岩美高校 育林交流で100本の植樹

2025年10月29日 11時40分

 本日、岩美南小学校スクラム教育の取り組みとして、小学5・6年生と岩美高校3年生「農業と環境」選択者16名による育林交流活動が行われました。この授業は、鳥取県民参加の森づくり推進事業の一環で、森林や木材に親しむ「木育」を目的としています。東部森林組合、鳥取グリーン、岩美老人クラブ、岩美南小PTA環境整備部など地域の皆様も多数参加され、にぎやかにスタートしました。

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 活動場所は岩美南小の学校林「大志の丘」。高校生たちは、事前に目印がつけられた穴に樹木を種類ごとに配置し、その後小学生とペアを組んで植樹作業を行いました。小学生はすぐに高校生と打ち解け、楽しく会話を交わしながら作業に取り組みました。高校生も丁寧にサポートし、頼られる喜びを感じている様子が印象的でした。
 生徒からは「小学生のみんなが20歳になってこの丘を訪れたとき、今日の活動を思い出してくれたらうれしい」と活動を振り返りました。

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 今回植えられた樹木は、オオカメノキ、ミツバツツジ、クロモジ、ムラサキシキブ、ヤマボウシ、ナンジャモンジャ、ナツツバキ、ヤマザクラなど計100本。世代を超えた協働の証として、未来への思いが込められた樹々が根を下ろしました。地域と学校が手を取り合い、未来の子どもたちへと受け継がれる「後世に残る森づくり」の一歩となりました。

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