ORIGINAL SONGS

きっともどるよ ふるさとに

2008年1月23日 19時45分

平成20年「岩美町新年挨拶交歓会」を機に,本校職員が作ったオリジナル曲です。

本校は2年間,「この町がすき 人がすき ~地域とつながり 人に学ぶ人権学習~」をテーマに研究・実践を行ってきました。(岩美町人権教育推進協議会委託)

地域を取り上げた学習として,3年生は校区を流れる「小田川」をとり上げます。
小田川は,過去鉱山跡から流れ出す水の影響で,魚が棲めない川となっていました。しかし,地域の人々の願いと行政の働き・人々の努力で,サケののぼってくる川に生まれ変わってきています。

子どもたちは,この川に関わる人々の思いや努力を学ぶと共に,「小田川・荒金川に魚を蘇らせる会」のご協力で,サケを卵から孵化させ放流するという体験学習も行うことができました。

この歌はその学習の中で子どもたちが書き残した感想などの言葉をもとに,本校の平家陽子教諭(旧3年担任)が詩を書きました。その詩に同じく長江昭彦教諭が曲をつけ,3・4年生児童が「岩美町新年挨拶交歓会」で披露をしました。

急遽作った歌だけに,まだまだ完成度は低いのですが,子どもたちが一心に歌っている姿を見て歌声を聴いているうちに,それなりにいい曲になったのではないかなと思うようにもなりました。

   きっともどるよ,ふるさとに
                     作詞 平家陽子
                     作曲 長江昭彦

1 小さな命の 誕生を  毎日毎日 まちました
  プルンと出てきた サケの子の おなかの袋が かわいいな

2 やがて 体はちさくても  一人前の サケの子に
  ものさしみたいな 体のもよう  群れを作って 泳いでる

3 春まだ浅い 小田川の  河原でサケを 放したよ
  4年たったら また逢える  その日を夢見て 放したよ

4 秋深まった 小田川の  橋の上から じっと見る
  サケの背びれが バシャバシャと  戻ってきたんだ ふるさとに

5 昔は 小さなフナの子も   何も棲めない この川に
  人の思いが 命を呼んだ
  広い海原 泳いでいても  きっともどるよ ふるさとに

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