ふるさとを愛し、ふるさとを支える子供たちに

2022年10月4日 14時38分

先日、栽培委員会の子供たちがジャンボカボチャを収穫しました。大きさも数量も昨年以上の収穫です。学校園にはコスモスが咲き、栗もたわわに実っています。収穫の喜びを味わえる季節です。

28日の人権教育参観日には、多くの皆様にご参観いただき、ありがとうございました。

子供たちが落ち着いて学習している姿をご覧いただけたことと思います。学校における人権教育には「人権としての教育(学力向上)、人権についての教育(人権意識の向上)、人権が尊重される教育(仲間づくり)」の3視点があります。各学年が、それぞれの人権教育の視点をもっての授業展開でした。学級で話し合いながら「集団としての成長」を図り、自ら考え実践することで「個としての成長」ができるように子供たちの学びをしっかりと支えていきたいと考えています。

さて、子供たちは教室で学ぶだけでなく、地域に出かけたり、地域の方のお話を聞いたりするなど「ふるさと(地域のヒト・モノ・コト)」から多くのことを学んでいます。9月には次のような学びがありました。

東雲学級:「おじいの会」の皆様から秋冬野菜の植え付けについて学びました。

1年:「ハーモニーカレッジ」の皆様にお世話になった中央公民館主催のポニー教室で、楽しく乗馬体験をしました。

2年:「グランマの会」の皆様にはかけ算九九検定をしてもらい、生け花を学びました。

3年:選果場で梨の選別や集荷出荷について学び、「グランマの会」の皆様には味噌作りと生け花を学びました。

4年:一泊二日で氷ノ山での宿泊学習をしました。天候に恵まれて、全員が氷ノ山登頂に成功しました。

5年:「ばあばの会」の皆様に家庭科(4年生へのお守り作り)でご支援いただきました。

6年:「八頭町地域おこし隊」の中村さんの講義、八頭高生による地域課題研究発表、校区フィールドワークなどを行い、地域のことをより深く知り、何かしら地域を支える取組ができないかと考えています。

教育活動充実の秋です。子供たちが一日一日、学びを積み重ねて成長の喜びを味わえる季節にしていきたいと思います。

10月26日(水)には、東部小教研研究大会が本校で開催されます。子供たちが話合い活動を通して合意形成したり、意思決定したりする学級活動の授業を公開します。今まで育んできた力を多くの先生方の前で発揮してくれることと思います。

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図1