瞳を輝かせて学ぶ子供をめざして

2021年7月2日 13時05分

    ご多用の中、保護者の皆様には子供たちの学習の様子を参観していただき、ありがとうございました。子供たちはみんな真剣に学習に取り組んでいます。先日、八頭町教育委員視察、東部教育局視察が行われましたが、しっかりと学びに向かっている子供たちの姿を喜んでおられました。子供たちが瞳を輝かせながら主体的に学ぶ姿を見せられるよう、私たち教師も授業力にさらに磨きをかけていきたいと思います。 さて、4月の参観日にできなかった学校説明会をオンラインで行いました。教育目標やめざす子供像について説明しましたが、子供たちはもちろん、保護者、地域、学校がこれらを共有し、日々の生活で意識し行動することで具現化が図られていくものと信じています。ご家庭でも「ふるさとを愛する・志を立てる・自立する」「つながる・うみだす・やりぬく」を意識して子供たちの成長を支えていただきますようお願いいたします。
 先日、脳科学者の著書を読んでいると「非認知能力=意志力、やりぬく力、情熱、自尊心、社交性、自制心、協調性などの学力テストでは測れない能力」が将来にわたって健康や所得等(Well-Being)によい影響を及ぼしているという調査が紹介されていました。本校では特別活動の研究で「つながる力・うみだす力・やりぬく力」をつけようと取り組んでいますが、その中で子供たちの非認知能力が確かに育てられているなと実感しています。それが、落ち着いた学習態度やきまりのよい生活態度として具現化されているのだと考えています。
一方、「認知能力=IQ、学力、記憶力など、学力テストで測定できる能力」については、日々の授業や家庭学習等で目に見える形で確かめることができます。下のグラフは6月の家庭学習がんばり週間の集計結果です。3年と5年が、八頭町で目安としている家庭学習時間に届きませんでしたが、各家庭での学習習慣もついてきているようです。引き続き、各学年の目安となる家庭学習の時間を参考に、自分で家庭学習の時間を意思決定し学力向上をめざす、学びの自立を促していきたいと思います。担任等からの指導や助言をもとに、未定着部分の復習、音読速度の向上、漢字書字力の定着など、それぞれが個々の課題に適した学習に取り組めるように考えています。