令和4年度も平和で安全な一年でありますように!

2022年4月19日 09時19分


    桜満開の中、子供たちの元気な声が学校に戻ってきました。桜・チューリップ・サクラ草など春の花々が子供たちの登校を歓迎しています。柔らかい光に包まれ、春風が心地よい季節の中、令和4年度新学期が始まりました。今年度も子供たちの活躍を楽しみにしています。
    さて、毎日、ニュースでウクライナ状況が報道されています。今まで築き上げ、大切にされてきた建物、施設、文化、伝統、生活、生命・・・・・・が失われています。世界中で一刻も早く平和な毎日が戻るように願わずにはいられません。
    本日の始業式では「世界がもし100人の村だったら」の一部を紹介しました。この本では「100人のうち75人は食べ物の蓄えがあり、雨露をしのぐところがあります。でも、あとの25人はそうではありません。17人はきれいで安全な水を飲めません。」と紹介されています。ウクライナのような状況を目の当たりにすることで、今、何気なく過ごしている平和な日常が当たり前ではないのだなと感謝するとともに、私達の暮らしがいかに幸せか再認識することができます。
    私達は、水を飲みたくなれば、水道の蛇口を回すだけでおいしい水を飲むことができます。暗くなれば、スイッチを入れるだけで電灯が明るく灯ります。温かな家でぐっすり眠ることもできます。食べ物も豊富です。本当にありがたいことです。しかし、このような平和で豊かな暮らしを維持し続けるためには、私達自身が学び続け、そして次代を担う子供たちへの適切な教育が必要です。「教育で得たものを失うことは決してない」(国連親善大使A・ウェック)という言葉をよく目にしますが、今年度も「ありがとうございます。感謝します。」という心を大切に、安全で安心できる環境で、しっかりと子供たちが生活できるように、教職員一同最善を尽くしていきたいと思います。