新しい学年のスタートにあたって

2023年4月12日 15時56分

 本年度、郡家東小学校の校長として着任しました盛田里美です。思い出の多い本校でまた働かせていただくことをとてもうれしく思っています。職員と一丸になり子供たちの成長を支えていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 始業式に子供たちに次のようなお話をしました。

 竹には節という、固い部分があります。この節は、節と節の間の部分がすっと伸びていくのを支え、竹全体の強さを支える役目を果たしています。この節の部分を皆さんにあてはめると、学年が変わる今の時期に当たると思います。少し難しい言葉で「節目」といいます。

 学年が変わり、勉強や運動など、今までより難しくなることがあると思いますが、それは竹のようにぐっと伸びるための、準備の時だからです。つまり竹の固い節の部分です。難しいことやつらいことも、しっかり「やりぬく」ことで新しい学年にふさわしい皆さんになれると思います。学年が変わったこの節目の時期に、強い心構えを作っていくことで、この一年間が決まっていくと言ってもよいでしょう。3月までの自分と、どう変わりたいのか、何をどう伸ばしたいのか、はっきりと「志」を立ててスタートしてください。

 登校してグラウンドの様子がこれまでと違うことに気づいたと思います。校舎も節目を迎え、工事が始まっています。この1学期で、今の教室とはお別れです。誰も経験をしたことがないスペシャルな年になることを知っておいてください。

 最後に6年生の皆さん。今年一年間の郡家東小学校のリーダーとして、皆さんの力を大いに期待しています。6年生を見るとその学校のだいたいがわかります。他の学年のみんなは、6年生の姿をお手本にして学校生活を送るはずです。6年生の皆さんには、これまでよりも厳しい注文があるかもしれませんがそれは皆さんへの期待の印です。自信を持って、堂々と最上級生としてのリーダーシップを発揮してください。

 明日は新一年生がやってきます。令和5年度の郡家東小学校は、155人のお友達と、27人の先生でスタートします。みんなが「つながり」、知恵を出し合って新たなアイディアを「うみだし」みんなの瞳が輝いている学校にしていきましょう。