一般社団法人ELLY代表理事の山口颯一さんを招いて、リモートによるLGBTQの講演会を行いました。講演会のはじめに、「自分だったらどう考えるか?というシュミレーションしながら聴くと良いと思います」という話がありました。
講演では、クイズコーナーもあり、積極的に生徒も参加していました。
最後に、今日のまとめとして、3つ話されました。
「LGBTQは特別な存在でなく、当たり前に存在している」
「LGBTQのことで悩むこともあれば、悩まない人もいる」
「もし相談されたら否定から入らず、力になれることがあれば支えになる」

講演後は、「多様な性のあり方に配慮した環境や話しやすい人」というテーマで、グループ討議をしました。山口さんへの質問も考え、なごやかな雰囲気で行われました。

山口さんへの質問コーナーでは、多くの質問が出ました。実際に相談されたときの質問も出ました。打ち明ける場面も様々ですが、「相手のテンションに合わせて答える」という山口の話に、少し自信を持って、自然な感じで話すことができると感じました。

最後は3年食品システム科の杉崎愛凛さんが、謝辞を述べました。
「今日の講演を聞いて、やっぱり目で見えるだけが全てではないなと思いました。恋愛対象の人に、カミングアウトすることはとても勇気がいることだと思います。山口さんはそんな中、自分を失うことなく、自分らしく生きて、本当にすごいと思いました。自分の個性を強みに変えるってこういうことなんだと改めて思いました。知らないことを知る楽しい経験をさせていただいてありがとうございます。」
