日誌

海水魚と淡水魚が同じ水槽で泳いでます?(理科・農業科)

2020年3月11日 12時09分

 教科を横断的に取り組む本校事業の専門教科(農業)と共通教科(理科)の連携一環で、講演いただいた岡山理科大学の山本俊政先生のご協力をいただき、本講玄関に好適環境水を用いた水槽を設置しました。(高等学校では全国初の取組みです!)
 同時に、その水を用いて、野菜を栽培するアクアポニックスも行っております。今回、淡水魚(エンゼルフィッシュ)と海水魚(ハタ)を水槽にいれ、野菜(リーフレタス)を栽培しております。

 この設置のきっかけは、生徒の学ぶ動機付けとなればというねらいと、理科の基礎的な考え(浸透圧)が農業や食品加工(漬物など)につながっていることを理解し、発展的に好適環境水のような先進的な研究が将来のビジネスチャンスとなっていることを感じてほしかったからです。(教科連携の取組み)

 今後、この水槽を教材として理科や農業の授業に取り入れるとともに、課題研究等で野菜の栽培品種の選定や栽培方法の確立に向け研究を進めていきたいと考えています。来校された際は、是非正面玄関内でご鑑賞ください。

完成時


エンゼルフィッシュ(淡水魚)


ハタ(海水魚)

アクアポニックス(リーフレタス)


左の看板は本校情報科学科の生徒さんが作成してくれました(作成途中)