がん教育公開授業・講演会
2021年12月17日 09時19分 12月15日(水)1・2限 がん教育公開授業並びに講演会を開催しました。
1限は保健体育科の西谷智子教諭による公開授業を「がんの理解と共に生きるとは~寄り添うって何だろう~?」という主題で、人間環境科1年生で行いました。
緩和ケア等について学び、がん患者さんにどのように接したらよいのかを考えました。生徒は「自分はがんになったことがないから患者さんの気持ちを考えることはなかったけど、今日の学習で考えることができた。正しい知識を持ってこれから出会うかもしれない患者さんと接していきたい。」「がんになる人は生活習慣が悪いからだと思っていたけど、今回のがん教育を受けて生活習慣に気を付けていても、ほかの原因でがんにかかることがあることが分かった。」「がんになってもそのことをプラスに考えて病気を乗り越えている人たちがいてすごいと思った。」などの感想を書いていました。
2限は医療法人養和会の看護師 松本みゆきさんによる講演「健康と命の大切さ~がんと共に生きる私から~」を聴きました。
松本さんは仕事、子育て、がん治療をしながら、がんサロンを立ち上げ患者さんの支援をされています。自らの経験を通して感じてこられたこと、言葉にして伝えあうことの大切さ、仲間とのつながりは生きる力になること、そしてがんになっても自分らしく生きていける暮らしやすい社会を実現するため日々活動されていることをお話しされました。
がんについて学ぶことを通して、がん患者さんに限らず誰もが暮らしやすい社会について考える機会になりました。