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シリーズ⑤生徒との「何気ない雑談」こそ、最大の関係構築スキルだった! ~職員研修~

2025年10月10日 16時21分

全6回の研修の第5回として「雑談のスキル」をテーマに学びました。

今回の研修では、特に背景や経験が異なる様々な生徒との関わり方、そしてコミュニケーションの難しさに焦点を当てました。生徒が抱える「認知の硬さ」「コミュニケーションの弱さ」「傷つき体験や見捨てられ不安」などの困難さを深く理解し、想像しながら関わることの重要性が再確認されました。

【教職員の感想より】

「何気ない雑談のために、それぞれの生徒に合った話題(ネタ)を持っておくことが大事であり、そのために生徒が何に興味を持っているかをリサーチしたい。生徒理解が根幹にあるのだと感じました。」

「生徒が抱える困難さを意識したうえで対応していくことが大切だと思いました。日ごろから本人が気軽に答えられる質問をする、短時間でも言葉を交わす、本人の様子(表情、声など)から質問内容を変えていくなど、柔軟に対応をしていきたいと思います。」

具体的には、

話題のパターン化とリサーチ: 焦りを防ぐ声かけの定型パターンを持ちつつ、生徒の興味を徹底的にリサーチし、何気ない雑談の「ネタ」を多く準備しておくこと。

柔軟な対応と生徒理解: 表情や様子から生徒の状況を読み取り、質問内容を柔軟に変えていくこと。

自分のスタイルを確立: 「自分のスタイルとは?声かけのパターンとは?」と、日頃の自身の関わり方を振り返る良い機会となりました。

結局、ベースとなるのは教員それぞれのパーソナリティと、生徒への「安心・安全」のためにベストを尽くし、「大切に思っている」という気持ちを伝えること。今回の学びを、生徒たちとのより良い関係づくりに活かしていきます。

まな森研修⑤ (1) 

まな森研修⑤ (2)

まな森研修⑤ (3)

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