境港市にも、多くの外国につながりのある人が生活し、また、多くの人が産業の担い手として働いておられます。講演会の中で、課長補佐兼経済交流係長　本角　有希子さんより、境港市が、誰もが安心して生活ができるよう取り組みを進めていることについて、わかりやすく説明していただきました。

　また、国際交流員の金　燕さんとＤＡＭ　ＮＧＯＣ　ＱＵＡＮＧさんは、ご自身が体験されたこと、地域で生活する外国人から相談を受けたこと、地域で生活する中で感じる違和感や、一人ひとりの課題について、説明をしてくださいました。

　講演を聞いて「境港市でも外国人とつながるイベントがあることを知った。知らないことがたくさんあるとわかった。」「国際交流のイベントに参加したい」「イベントが企画されていて、参加することも大切だが、自分が日常生活の中でどのように行動するかが大切だと考えた」「日本の近くの中国やベトナムでも、文化の違い、ごみの捨て方にも違いがあることがわかった」「やさしい日本語について初めて知ったので、実行したい」「日本も外国の人もみんなが生活しやすいようにアイディアを出し合うことが大切だと思う」「自分の頭でしっかり考えて、境港市に住む仲間として、外国の人たちと関わっていきたい」など一人ひとりが真剣に自分の考えをまとめました。

　これからの学習の中で、外国人や外国につながりがある人にとって暮らしやすい「社会のしくみづくり」の実現に、自分から進んで取り組む力を身につけていきたいと思います。