生活デザイン科3年 生活福祉コース「家庭看護の基本技術」
2021年10月28日 16時06分
10月26・27日、生活デザイン科3年生活福祉コース「生活と福祉」の授業で、「家庭看護の基本技術」の講習会を行いました。
講師は医療法人十字会訪問看護リハビリステーションのじまから、所長の小村裕美子さんに来ていただきました。
1日目は食事介助と口腔ケアをテーマに講義を受け、実習を行いました。
食事介助では、誤嚥防止のためにお茶にとろみをつけたものを使用し、飲み込みやすい頭の角度、介助者のスプーンの位置やタイミングなど色々と試しながら行っていました。口腔ケアでは歯を磨く際に目からの感染を防ぐため、コロナ禍ではゴーグルを使用するとよいこともお聞きしました。
2日目は応急手当と歩行介助をテーマに、傷や骨折の処置、階段での介助を実習を通して教えていただきました。
使い捨てエプロン・手袋・アイシールドの紹介 とんかつソース状のとろみ
正面より横からの方が食べやすかったようです 保護フィルムは親指で抑えゆっくりはがす
2年次の復習として三角巾もつけました 上がる時は 杖→健側→患側
生徒は食べるタイミングやスプーンの角度がおいしさに影響すること、介助によって歩行の安心感が変わることなど感じ、援助技術を身に付けることの大切さを身をもって学んでいました。