生活デザイン科「家庭クラブ週間」清掃活動
2025年9月5日 07時55分8月28日(木)のLHRの時間に、生活デザイン科の全生徒が集まり、家庭クラブ清掃活動を行いました。全学年が顔を合わせる数少ない行事のうちの一つです。暑い中、各学年ごとに区域を分け、一生懸命に清掃に取り組みました。
人間の発達や生活を総合的に捉える能力と、生活するために必要な知識・技術を習得し、 将来、関連の分野で活躍する職業人の育成を目指しています。
1年次で衣食住、保育、福祉、家庭看護・介護に関する基礎を学びます。
2・3年次で「生活科学」「生活福祉」の2つのコースに分かれ、それぞれの学習を深めます。
育てたい生徒像
・人間の発達や生活を総合的にとらえる能力の習得
・生活するために必要な知識・技術の習得
・体験的実習を通したコミュニケーション能力の習得
・高校生としての基本的生活習慣・礼法・マナーの体得
を掲げています。
教科名 | 教 科 内 容 |
発達と保育 | 乳幼児の発達や生活に関する知識と保育の技術を学びます。 |
フードデザイン | 栄養・食品・献立・調理・テーブルマナーなどの知識と技術を学びます。 |
生活と福祉 | 家庭における介護や、地域での福祉のための知識・技術を学びます。 |
ファッション造形基礎 | 基礎縫いからはじまり、被服製作の知識・技術を学びます。 |
課題研究 | 家庭の各分野に関する課題を見つけ、解決を図るために研究していきます。 |
学習項目 | 学 習 内 容 |
被 服 | ハーフパンツ・シャツ・ブラウス・スカートなどの日常着、甚平・浴衣などの和服、ジャケット・ドレスなどの洋服などを製作します。和服は着付け実習もします。 |
調 理 | 夕食などの日常食、誕生日・米寿などのおもてなし料理、おせち・クリスマスケーキなどの行事食、中華料理・フランス料理・イタリア料理などのいろいろな国の食文化などの実習を行います。 |
福 祉 | 車椅子介助・食事介助・ベッドメイキング・清拭などの家庭における基礎的な介護実習や福祉リクレーションなどの実習を行います。 |
保 育 | おもちゃ・絵本・紙芝居・ペープサートなどの製作、読み聞かせなどの実習を行います。 |
■ 被服製作技術検定 1級:(和服) ひとえ長着、(洋服) 総裏付ジャケット | |
2級:(和服) じんべい、(洋服) シャツ・ブラウス | |
3級:ハーフパンツ | |
4級:被服の基礎縫い | |
■ 鳥取県福祉ヘルプメイト | |
■ 食物調理技術検定 | |
■ ビジネス文書実務検定 | |
8月28日(木)のLHRの時間に、生活デザイン科の全生徒が集まり、家庭クラブ清掃活動を行いました。全学年が顔を合わせる数少ない行事のうちの一つです。暑い中、各学年ごとに区域を分け、一生懸命に清掃に取り組みました。
8月28日、倉吉市長寿社会課・うつぶき地域包括支援センターから計8名の講師をお招きして、認知症サポーター養成講座を行いました。
認知症の症状やコミュニケーション方法のポイントについて講義を受けた後、その内容を生かしたロールプレイを行いました。
事例①では、三者三様の認知症状を持った利用者さんを相手にしたレクリエーションの運営の場面、事例②では外出行動(徘徊)の高齢者に出会った時を想定した場面でロールプレイをし、どのような対応が適切なのかをグループで話し合ったり、講師の先生に教えていただいたりしました。
演者をしてくださった講師の先生の迫真の演技もあって、生徒も場面をイメージしやすく、今後に生かせるロールプレイとなりました。福祉関係に進む生徒ばかりではありませんが、高齢社会を生きる一人の社会人としての役割も強く感じることができました。
講師の先生から、認知症に関するクイズも交えた講義を受け、知識を深めました。
認知症の方とのレクリエーションを想定したロールプレイで対応方法を学びました。
外出行動の高齢者に偶然出会った時の対処法もみんなで話し合い、ロールプレイを行いました。
7月8日、生活デザイン科3年生活福祉コースの生徒が「高齢者の福祉レクリエーション講習会 ~レク交流の心得と運営~」を行いました。
講師は、福祉レク・ネットワーク鳥取 代表・玉木純一さんです。
講義では、高齢期の心身の状態や、レクリエーションの効果、企画・運営のポイントを学びました。実習では、玉木先生が考案したレクリエーションの道具を使ってゲームをしたり、体操、脳トレパズルなどを行いました。大切なことは、「~してあげる」という気持ちではなく、「一緒に楽しむ」ことだと学びました。今回学んだことを、9~11月に計画している高齢者とのレクリエーション交流会に生かしていきたいです。
6月19日(木)に3年生活デザイン科福祉コースの「生活と福祉」の授業で、保育交流を行いました。向山保育園の年長児さん、年中児さん19名に来校してもらい、1時間の交流を行いました。
生徒たちは約1か月の準備期間を経て、今日の本番を迎えました。実際に子どもたちと接する中で、可愛い子どもたちや保育園の先生の姿から学ぶことも多かったようです。この経験を進路選択や今後の人生に生かせればと思います。園児さんの無邪気で元気な姿に癒され、元気ももらい、来週からのテストにも頑張れそうです。ありがとうございました。
生活デザイン科の課題研究では、保育に関する研究を行っているグループがあります。研究の一環として、年6回聖テレジアこども園さんでのこども園実習を行っています。先日、1回目の実習に行ってきました。
初めての実習で、緊張している様子も見られましたが、徐々に園児たちとも話ができるようになりました。次回は、7月4日です。園児たちの名前を覚えて、話ができるようになっていきたいです。
4月16日(水)4限目に本校多目的室で科集会・家庭クラブ総会を行いました。
生活デザイン科の今年度の目標を確認し、家庭クラブ総会も行いました。
家庭クラブ総会では、今年度の家庭クラブ役員や各クラス委員の自己紹介、報告と活動計画の提案等を生徒主体で行いました。
最後に、今年度生活デザイン科を担当する教員の自己紹介も行いました。
生活デザイン科の生徒たちが、様々な授業・実習や検定取得、家庭クラブ活動などを通して、小さな一歩を積み重ね、大きく成長してくれることを期待しています。
フードデザインの「食育」の授業で、幼児向けの食育かるたを製作しました。幼児でもわかりやすく、知ってもらいたい内容を詰め込みました。こども園との交流などで使いたいと思います。
2月22日(土)倉吉市の打吹回廊で行われた"ばえラボマルシェ"にて、生活デザイン科3年の課題研究(食分野)の生徒が、開発商品の『みそてら(神倉大豆みそ使用カステラ)」と『Misodo(神倉大豆使用ドーナツ)』を販売しました。たくさんの方々に来場していただき、『みそてら』は15分、『Misodo』は30分ほどで完売しました。ご購入いただいたお客様、ありがとうございました。来年度も地域に目を向けた研究に励みたいと思います。
今回配布したチラシです。
2月1日(土)に県立美術館で行われた令和6年度鳥取県教育研究大会において、本校生活デザイン科3年の課題研究(食分野)がポスター発表を行いました。テーマは「~地域食材で地域を彩る~ 地域食材で商品開発」です。参加した生徒は、たくさんの来場者を前に、堂々と発表し、質問にも答えていました。他校の研究発表も拝見し、さらに地域について考える機会となりました。このような機会を与えていただき感謝しています。
1級に向けて、ねじ梅の練習をし、1か月遅れのお雑煮を作りました。
今回は関東風のお雑煮を作りましたが、鳥取県のお雑煮は小豆雑煮の地域が多いため、すまし仕立てのお雑煮は初めてだった生徒が多かったようです。他の地方の食文化にも触れることができました。