生活デザイン科3年 認知症サポーター養成講座
2022年6月29日 15時03分6月28日、生活デザイン科3年・生活福祉コースの生徒19名を対象に、「生活と福祉」の授業の中で『認知症サポーター養成講座』を行いました。
講師として、うつぶき地域包括支援センター・倉吉市長寿社会課の職員6名と、鳥取看護大学の学生3名に来ていただきました。
1時間目は、高齢化の現状と認知症の症状、コミュニケーションのポイントについてお話を聞きました。
2時間目は講師の方が高齢者に扮し、ロールプレイを2つ行いました。
1つ目は、デイサービスで生徒がレクリエーションを行っていると想定した場面です。様々な特徴を持った利用者の方の言動にとまどいながらも、講義で聞いたポイントを思い出しつつ生徒は必死に対応していました。
2つ目は、街中で行動が不審な高齢者を発見し、防災無線で行方不明者のアナウンスが流れた、と想定した場面です。講義で学んだ「驚かさない、急がせない、傷つけない」を心掛けながら、生徒は接していました。
昨年は、このロールプレイを体験した生徒が、直後に徘徊している高齢者を見かけて対応し、無事保護につながったという事案がありました。
学んだことを今後の学習だけでなく、生活の中でも役立ててほしいと思います。