ハンドボール女子 県総体終了!!
2018年6月6日 11時47分 6/2(土)~6/4(月) 境港市民体育館・境港第二市民体育館で県総体を戦ってきました。三年生にとって最後の県総体で、公式戦初勝利とインターハイ出場をかけて全力で戦いました。
6/2(土) 11:30 一回戦 倉総 24-21 倉東
6/3(日) 13:00 準決勝 倉総 12-31 境
6/4(月) 11:30 3位決定 倉総 16-20 米子西
結果:第4位 大会優秀選手 可世木七瀬
一回戦、負ければ公式戦未勝利というプレッシャーの中、試合序盤からペースをつかみ、倉東の各選手の強力なシュートを、キーパーと一体となって必死にディフェンスでしのぎ、エース可世木のカットイン、ミドル、サイドシュートに西村のポストシュートなどで得点を重ねリズム良く試合を展開。これまでの課題であった試合の入りという点でも合格点でした。後半もなかなか引き離せず取っては取られの大接戦となりましたが、相手が最後の勝負に出てきたところを、岩垣がダメ押しの速攻を決め見事初勝利となりました。
ここまで、多くのご声援を受けて戦ってくる中で、なかなか勝利という結果に結びつかず、保護者、選手共々そのたびに次につなげようと、とにかく練習の質を上げることを目指してやってこられた成果ではないかと思います。特に、三年生の可世木、西村はさすがの活躍をしてくれて、マネージャー佐々木も裏方としてこれまで支えてきた思いを込めた応援で選手を鼓舞し、これが県総体だといえる試合となりました。
いよいよ一回戦です。笑顔で勝利を目指せ。 可世木のミドルシュートで先制 岩垣の速攻が決まり、勝負あり。
試合後、全員で勝利のVサイン。これまで、この1勝のための努力があったからこその笑顔です。
準決勝は境高。ここまで県内負けなし、3月の全国選抜にも出場しており、格上は承知の勝負。どこまでやり切れるか楽しみな試合となりました。結果は、12-31というスコア通り、力負けの部分が多かったのは事実ですが、要所で見せる可世木のサイドシュートやカットインは十分境高に通用するものでした。二年生にとってはこれから県優勝を争うために必要な力を感じ取ってくれたと思います。しかし、スコア以上に試合としては見ごたえのある場面も多く、三年生にとってインターハイへのラストチャレンジとしては、やり切って終えることができたと思います。この試合後から来年へのスタートとなる後輩たちへ、多くのものを残してくれた試合でした。
試合序盤、0-2から、中原のカットからの速攻で1-2と詰め寄った。 可世木の意地のカットイン。小さな体でも境高ディフェンスに負けてませんでした。
3位決定戦。米子西高との対戦。4月の選手権予選でも終盤まで競り合った相手だけに、この試合ですべて出し切って笑顔で終えることを目指しての試合となりました。米子西高も、準決勝ではよもやの展開に涙を呑んでおり、この試合はお互いに集中して臨むこととなりました。試合の入りでは、良い流れを作りかけたのでしたが、なかなか得点を決めきれず、徐々に点差が開く苦しい展開にしてしまい、1-7と6点差まで開いたところで前半20分を待たずに2回目のタイムアウトを取らざるを得ませんでした。しかし、そこから踏ん張り、前半を6-10の4点差で凌ぎました。このままずるずると大敗する試合にもなりかねませんでしたが、これも地力がついた証拠です。何とかゲームを残すことができました。後半に入ってからは一進一退の攻防が続き、お互いのエースがけん引しながら点差が変わらぬままタイムアップ。後半は10-10のイーブン。やはり、試合の入りが大切であると、改めて勉強した試合でしたが、最後の試合、会場も沸き、見ごたえのある試合ではなかったかと思います。勝って終えることはできませんでしたが、十分このチームとしての1年分の証を残してくれました。
2回目のタイムアウト後、西村のシュートでようやくの2点目。渾身のガッツポーズ。可世木の速攻で6-9と3点差に迫る。
最後の試合を戦い終えて、晴れやかに県総体を終えることができました。みんないい笑顔です。閉会式では、可世木選手が優秀選手に選出。おめでとう!!
可世木選手、西村選手、佐々木マネージャーを中心に、とても良いチームへと成長してくれました。三年生お疲れさま、そしてありがとう。