鳥取県立湖陵高等学校との交流
2020年11月19日 08時24分 令和2年11月17,18日に鳥取県立湖陵高等学校緑地デザイン科3年生のみなさんと交流をしました。
今年の交流内容は『種だんごを作って、一緒に植えよう!』でした。With コロナでの交流をより良いものにする為にいろいろ試行錯誤した結果、17日はZoomによるリモートでアドバイスを受け、事前に種だんごを作っておくことにしました。
小学部の子どもたち4名に対し、高校生は4グループに分かれ、活動を行いました。高校生に種だんごの作り方を説明していただく為に、小学部の子どもたちは説明に必要な手話をはっきりした声や身振りで試行錯誤しながら高校生に伝えました。
そのあと、教えていただいた種だんご作りには興味深々。手を真っ黒にさせながら種だんごを作る手さばきは、作業を進めるにつれて職人技のようになりました。
リモートでの交流は小学部の子どもたちには新鮮だったようで、普段初めて出会う人に直接会うのは緊張してしまうような子も、積極的に高校生たちと楽しく会話している姿が印象的でした。
翌18日は湖陵高校の生徒のみなさんに来校いただいて、前日作った種だんごを植えました。当日は快晴で暑いくらいのコンディション、外での交流でコロナウイルスもなんのその。高校生たちには畑の最終整備をしていただいて、一緒に種だんごを植えました。植え方のコツを教わったり、お互いの興味のあることについて話をしたり、年上のお兄さん、お姉さんたちとのコミュニケーションを楽しみながら、楽しい活動となりました。
たくさん作ったので、プランターにも植えました。
活動も終わり、最後には湖陵高校の生徒のみなさんと記念撮影
学習の振り返りを行った時、「去年の交流より楽しかった。」という言葉がとても印象的でした。直接の交流もとても有意義な活動ではありますが、リモートでの交流も子どもたちには印象深かったようです。画面越しに初めて出会う人に、「どうにかして相手に伝えたい。」「その為にはどのように工夫すればわかってもらえるか。」そんなことを子どもたちが一生懸命悩み、考えながらのリモートでの交流を通して、コロナウイルス禍の生活新様式の中での新たな学習スタイルを学んだように思います。
子どもたちの笑顔が最高な素敵な交流になりました。