2学期終業式挨拶

2013年12月20日 09時56分

2学期終業式あいさつ

           

今日で2学期が終わりです。

2学期はうれしいことがたくさんありました。まず、先ほどの表彰式で多くのみなさんがよく頑張った成果の表彰状を頂きました。

全聾体卓球で2年連続出場した坂本さん、全聾体陸上100mで日本一となった中村君、また、初めて参加した県中学生弁論大会で優秀賞を受賞した前田さん、県中学生人権作文で最優秀賞を受賞した清水君、アイデア工作で優秀賞を受賞した東君など受賞された皆様おめでとうございます。

次に、11月の中国・四国地区聾教育研究大会では、10月に山縣さん一家が松江聾学校へ転校というさみしいこともありましたが、20名のみなさんの頑張っている姿が大好評を博し、全国に鳥取聾学校の名前が広まりました。

さて、中村君が100mで全国一になりましたが、どうしてでしょうか?それは、寒い冬の時期に体育館などで筋力トレーニングに黙々と取り組んでいたのです。繰り返しのトレーニングというのは大変です。途中でえらくなって止めようかと思う時もあったと思います。それでもその誘惑に負けないで歯を食いしばって頑張っていました。そのご褒美が自己新記録で日本一という結果だと思います。怠けたい心に打ち勝つ、つまり自分に勝つことが大切です。そうすることによって、これからの生活において辛いことに突き当たっても厳しいトレーニングに耐えた日のことを思い出せば頑張れるはずです。

皆さんも中村君を見習って、辛いことでもこつこつと続ける努力をしてほしいと思います。
 明日から19日間の冬休み、皆さんの家も新年を迎える準備で忙しくなることと思いますが、寒さのために怠けたいとか、さぼりたいとかの弱い心に負けないで家族の一員として皆さんが出来ることを進んでお手伝いしましょう。

1月9日には、全員が元気に登校することを願っています。
          平成25年12月20日
                      学校長 後藤 裕明