フォトアルバム

城跡セミナーを開催しました

2024年9月13日 16時10分

鳥取城の遺跡の上に立つ日本でも希有な高校として、鳥取城のことを深く知ることを目的に、1年生を対象に城跡セミナーを開催しました。

鳥取市教育委員会文化財専門員 細田隆博氏を講師に迎え、「遺された物から探る鳥取城の歴史 ~鳥取西高が立地する鳥取城の魅力や価値を知ろう~」と題して行いました。

細田講師からは、藩校を由来とする現在の鳥取西高の開校から移転までの経緯、戦国時代?江戸時代の鳥取城の役割やそれに纏わる人々、鳥取西高が藩政の中枢である三ノ丸にあったこと、鳥取城跡の整備・復元の様相など、詳しく知る機会となりました。

その他、戦国時代、織田信長に「日本にかくれなき名城」と称えられたことや、遺跡発掘の様子、城郭復元橋として日本最長の擬宝珠橋は日本初の工法で復元し、橋梁分野における最高賞である土木学会田中賞を受賞したこと、令和7年春完成予定の中ノ御門(大手門)の現在の復元の様子を写真で紹介されました。

毎年行っていたセミナーですが、新型コロナウイルス対策として近年開催できていませんでしたが、久しぶりの開催となりました。生徒たちも、普段自分たちが通っている学校の価値や魅力を存分に意識できた1時間となりました。

【生徒の感想】

・鳥取城について、兵糧攻めのイメージが強かったけれど、今回の講義を聞いて、徳川将軍家とのつながりが思っていたよりも深くて、城としても良いものだったのだと分かりました。通学路で毎日擬宝珠橋は目にしていたので橋桁の下が囲まれている理由が分かり、そんな深い意味があったんだなと驚きました。

DSCN5878 DSCN5879

DSCN5880 DSCN5908